ソフトバンクからmineoに乗り換えた二人の友人に、乗り換えて実際どう感じているのかインタビューしてきました。
自分はauからmineoに移行しましたが、ソフトバンクからmineoに移行した人はどのように感じているのかが気になっていたからです。
mineoのDプラン(ドコモの回線)に移行したSさんと、Aプラン(AUの回線)に移行したYさんのお2人にお話しを伺っています。
もくじ
Dプランに乗り換えて通信費が4,500円減ったSさんの体験談
ソフトバンクは2年が過ぎると割引がなくなる
mineoに乗り換える前は、ソフトバンクを利用していました。ソフトバンクではバンバンのりかえ割や月月割が適用されていたので、スマホ料金は3,600円/月くらいでおさまっていました。
ただ割引が行われるのは2年間と決まっており、その期間を過ぎると毎月3,800円ほど値上がりすることがわかっていました。そうなると今までと比べて倍近い料金がかかることになり、さすがにもっと安く利用できるキャリアはないものかと考えるようになりました。そしてスマホ料金を節約する目的で、格安SIMへ乗り換えることを検討することにしました。
更新月まで待った
乗り換えにあたって気を付けたのは、そのタイミングに注意することです。以前NTTドコモからソフトバンクへ、更新月を待たずに乗り換えてしまったことがあります。そのときは解約手数料として10,000円ほど支払う必要があり、それだけで結構な出費となったことを後悔しています。そのため今回は更新月に入るのを待ってから、mineoに転出することにしました。
更新月の確認方法については以下をご覧下さい。
mineoは途中でパケット容量を簡単に変更できる
mineoの契約手続きの際には、料金プランを選択する必要がありました。ソフトバンク利用時に加入していたのは、「パケットし放題フラット for 4G LTE」です。毎月7GBの容量が割り当てられていましたが、それでも容量が足りなくなってしまうことがありました。
そのためmineoでは料金プランの中から「dプラン デュアルタイプ 10GB」を選び、容量不足にならないように気をつけました。便利なことにmineoでは後からでも容量の変更を行うことが可能です。もし容量があまり過ぎてしまう場合は他のプランに変更すればよいので、気楽にプランを選ぶことができました。
SIMロック解除ができないと新たにスマホを購入しなきゃいけない
mineoへ乗り換える際に避けられなかったのは、新たにスマホを購入しなければならないことでした。ソフトバンクで使っていたのはiPhone5sで、MNPで転入したときに一括0円で手に入れたものでした。しかしソフトバンク版のiPhone5sなので、キャリアが変わると使えなくなってしまいます。
そこで今後はどのキャリアへ乗り換えても使えるようなスマホを購入したいと思いました。そのためSIMフリー版のiPhone SEを購入し、代金は分割払いで支払うことにしました。
最初の3ヶ月は800円割引
mineoと契約する際に嬉しかったのは、新規加入者に対するキャンペーンが行われていたことです。私が申し込んだときは、3カ月の間基本料金から800円を割り引いてくれるキャンペーンを実施していました。このキャンペーンのおかげで、格安SIMを使うオトク感がさらに増しました。
今やっているキャンペンは以下でご確認ください。
[card name=mineo-campaign]
ソフトバンク時代から4,500円安くなった
mineoへ乗り換えた大きな理由はスマホ料金を節約することにありました。実際にソフトバンク利用時と比較してみると、目的を達成できていることがわかります。もしソフトバンクと契約を更新していたら、スマホ料金は8,000円/月ほどになっていました。
しかしmineoに乗り換えることで3,500円/月ほどに抑えることができ、半額以上節約することに成功しました。正確にはこれにiPhone SEのローン代金(2,800円/月)が加わりますが、それでもソフトバンク利用時よりも安くすることができています。
心配していたmineoの回線速度は問題なし
mineoに乗り換えるまで不安だったのは、ネットのつながりやすさや回線の速度などの点でソフトバンクよりも劣ってしまうのではないかということでした。しかし実際に使い始めてみると、格安SIMだからといって不都合を感じることはありませんでした。
容量繰越と低速モードで容量の消費が抑えられる
それどころか使い切れなかった容量を翌月分に繰り越せるので、料金プラン以上の容量を利用することもできるようになりました。また低速モードを利用すれば容量の消費を抑えることができるので、使いすぎによる速度制限に引っかからなくなりました。
低速モードに切り替えるmineoスイッチについては以下をご覧ください。
同じキャリアで通話料が安くなったりはしない
その一方mineoに乗り換えることで、不便になったこともありました。例えばソフトバンク同士の通話が無料になるサービスは便利なものでしたが、mineoではそれが利用できなくなりました。
またiPhoneのメッセージアプリはメールよりも使い勝手がよく気に入っていましたが、mineoでは使うことができず不便になりました。これらの問題を解消するためにLINEを利用していますが、LINEを使わない方もいるので完全ではありません。
こんな人には移行はオススメしない
スマホで通話を頻繁に行うような方にとっては、mineoだとかえって割高になってしまいます。このような方なら定額通話プランのあるキャリアを選択するのが良いと思います。また他の格安SIM業者で見られるような20GBや30GBなどの大容量プランがないので(2017年2月現在)、ヘビーユーザーの方にも向いていないと思います。
こんな人には移行がオススメ
mineoへ乗り換える一番のメリットは、月々のスマホ料金を節約できることです。
場合によっては大手キャリア利用時より、半額以下の料金に抑えることも可能となります。現在10GBまでのプランがあるので、その範囲内で通信できる方にはおススメです。
Aプランに乗り換えて通信費が10分の1に減ったYさんの体験談
ソフトバンクは料金は高いし回線も不安定
以前、ソフトバンクのスマートフォンを利用していましたが月額料金の高さが非常に問題でした。
また、ソフトバンクの場合、市街地には強いものの山では殆ど電波エリア外となってしまい、通信端末として利用出来ないという問題があります。特に、山中ではない勤務先で、4G回線から3G回線になってしまい、工場建屋に入ると圏外になるというのが日常茶飯事でした。
その中、au回線を利用していた同僚は、どこでも4G回線で安定していましたが、流石にauだと月額料金がほとんど変わらないということから、同じ通信回線網を利用したmineoを選択しました。
ちなみに、各地方でのmineoの使いやすさは以下の記事をご覧ください。
乗り換えを行ったタイミングはやはり契約更新月?そうではない!
乗り換えのタイミングというと、契約更新月がお得と考えますが、私の考えは違います。毎月無駄な月額料金を支払い続けるよりも、違約金9,500円の方が断然安く感じます。
契約が1年残っているから我慢して使い続けると9,500円なんて2ヶ月で回収可能です。
一方、1年間待っていたら、その約5~6倍の費用を無駄にすることになるのは何としても避けるべきことです。5万円もあれば、SIMフリースマートフォンで高性能なのもが換えてしまいます。乗り換えは、検討したら即実行するのが、通信費用削減の鉄則です。
通信費が8,000円から800円に
さて、ソフトバンク契約時には、どのくらいの費用が掛かっていたかというと約8,000円も毎月支払っていました。この月額料金も検討を重ね、ショップ店員がこれ以上の見直しが出来ないというほどの金額です。プラン内容としては、今主流のかけ放題プランではなく、『ホワイトプラン+Wホワイト+パケットし放題フラット』です。
しかし、毎月のデータ通信量を調べると1GB程度しか利用しておらず、音声通話も全くしていない状態でした。
そこで、思い切った行動としてmineoのAプランかつシングルプランの500MBに乗り換えました。何故、Aプランかというと、シングルプランすなわちデータ専用SIMでもSMS機能が無料というところです。格安SIMでもSMS機能を付けると月額120~150円アップになるのでAプランはお得です。
結果、月額8,000円も掛かっていたのが、月額700円まで削減出来ました。2017年2月以降からLaLaCallの月額料金が100円追加されますが、大手キャリアの10分の1です。
端末はau版のスマホを中古で5,000円で入手
ソフトバンクからmineoのAプランに乗り換える障害は、やはり端末です。SIMフリー端末の多くはドコモ回線網に対応しているため、Aプランを利用するためには、auの中古端末が一番お得です。auの中古端末は、多く中古市場に流通しており、高性能の端末も中古なら5,000円程度で購入することも可能です。
私の場合、京セラの『URBANO L02』を購入して使用しています。発売時期は2014年となるものの、 メモリ容量も多く、同程度のスペックを持つSIMフリー端末を購入しようとすると簡単に3~4万円掛かります。
回線速度はソフトバンクと遜色ない
mineoは格安SIMだからと言って、通信速度がキャリアに比べて遅いということはありません。お昼休みや夕方の時間帯でも通信速度が、『下り:3Mbps/上り6Mbps』は確保しています。この速度は、ブラウジングによるインターネット検索には十分過ぎる速度です。また、YouTubeなどの動画も高画質でストレスなく視聴することが出来ます。
通信状態が良ければ、『下り:18Mbps/上り13Mbps』とキャリアの通信速度と遜色はありません。
ちなみに、昼休みに若干遅くなる件と対処法については以下で説明しています。
IP電話(Lala call)のデータ通信はカウントされない
mineoの魅力は、IP電話のデータ通信量がカウントフリーかつ料金も安いことです。殆ど音声通話をしない方ならIP電話で十分ですし、音声通話にデータ通信を利用しても問題無いというのは実用性が高いです。固定電話へなら3分で8円、携帯電話に掛けても8円/30秒は無駄にかけ放題プランを契約するより、月額料金が抑えられます。
その他にも、mineoならスマートフォンのテザリング機能を利用することが出来るため、外出先でモバイルパソコンやタブレット端末を使用するのにも不自由はありません。
わざわざ、ポケットWi-Fiを別途契約する必要がないため、通信費の削減効果が大きくなります。
キャンペーンで800円が3ヶ月間割引
mineoのキャンペーンサービスでお得なのが、800円×3ヶ月の割引です。シングルプランの500MBなら3ヶ月無料で使えますし、事務手数料の3,000円が実質的に安くなります。
キャリアから格安SIMに乗り換える際、違約金の発生やNMP費用、そして契約事務手続費用が発生してしまいます。しかし、電話番号は諦め、違約金は節約効果で補うことが可能であり、手数料の一部が安くなるのはお得です。
ソフトバンク版の端末がそのまま使えないのがデメリット
mineoのデメリットは、やはりソフトバンクからの乗り換えが難しいところです。ドコモからならDプランが選択すれば問題無く、auからならAプランです。家族でソフトバンクに加入している場合、現時点ではSIMロック解除が必要となり手間が掛かります。
ソフトバンクから乗り換えを検討している場合、シムロック解除の規制緩和が行われ、違約金が可能な限り減る状況が望ましくなります。また、大手キャリアで光インターネット回線を契約している場合、その回線も解約になるため注意が必要です。
IP電話で十分と考えている方にはオススメ
また、音声通話はIP電話で十分と考えている人には非常にお得なサービスになります。
家族で乗り換えれば、家族割引が1回線あたり50円割り引かれるため、ある程度割り切った考えが出来る人におすすめです。特に、キャリアメールにこだわっていると乗り換え自体が難しくなります。
ちなみに、mineoのIP電話サービス、LaLaコールについては以下で詳しく書いています。
まとめ
お二人ともそれぞれの考え方がありますが、共通しているのは次の点ですね。
- ソフトバンクからだと端末がそのまま使えないのがデメリット
- 月々の料金は大幅に安くなった
- 回線速度は安定していて問題ない
- キャンペーンで3ヶ月間800円割り引きは使用すべし
個人的には、いくつかの格安SIMを試してみた結果、mineoが一番いいなと考えています。他の業者と比べた記事は以下をご覧さい。
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