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20型の蛍光灯をLEDにした!グロー式なら工事不要?危険?

通常の20型のグロー式の蛍光灯をこの度LEDに換えました。その経緯とやり方をご紹介します。

LEDに換えた経緯

最近、美容に気を遣いはじめていて、なるべく紫外線を肌に浴びたくないと思うようになりました。通常の蛍光灯も、太陽光の20分の1程度ですが、微細な紫外線を放っているという話を聞きました。これが通常の蛍光灯の時の光です。

気にし過ぎなのかもしれませんが、どうせなら浴びる紫外線の量を限りなくゼロに近づけたいと思い、蛍光灯の100分の1の紫外線量と言われるLEDに換えたいと思うようになりました。

また、使用電力もLEDの方が小さいということなので、電気代の節約にもなると考えました。

グロー式なら工事不要?

自室に設置するので、リラックスできる温かみのある電球色を選びたいと考えみつけたのが次の商品です。

この商品の説明を読むと、グロー式なら工事が不要と書いてあります。グロー球を外すだけでOKなのだそうです。

なので、自室の設備がグロー式なのか確認してみました。

グロー球というものがついているかどうかで見分けられます。電球状のものがいくつかついているのですが、グロー球かどうか最初よくわかりませんでした。

次のように型番として「TOSHIBA FG-1E」と記載されていました。

この型番をGoogleで検索すると、これはグロー球だということがわかりました。

東芝グロー球(点灯管)10W~30W用 FG-1E

この丸い電球はナツメ球というもので、夜寝る時等につける小さい光を出すための電球だそうです。最近使っていないので忘れていました。

グロー式ということがわかったので、先ほどの商品(4本セット)を購入しました。

設置

購入の翌日くらいには届きました。

箱の中には、4つの細い箱が入っています。

こんな感じで全体がプラスティックでできています。落としても割れなさそうな感じです。

電源を落とし、グロー球4つとナツメ球を外します。ナツメ球はもしかすると並存可能なのかもしれませんが、私はスイッチの紐がなくなってしまっていて、使えないので外すことにしました。くるくると回せば簡単に外れます。そして今ついている蛍光灯も全て外します。

LEDの両端にはこのようにキャップがつけられているのでこれを外します。

キャップを外すと金属の端子が出て来ます。

まずは怖いので、LEDを1本だけ設置してみます。そして電源をつけてみます。

おお!無事に付いて、明るくて暖かい色が見れました。

もう一度電源を落とし、残りの3本も設置します。電源をつけてみます。

いい感じの色ですね!

危険性は?

本当に工事しなくて危険はないの?と思って調べてみました。

LED自体が壊れるというよりも、安定器が故障した場合に気が付けない、という危険があるそうです。

通常の蛍光灯であれば、安定器が劣化して電圧が落ちてくると、チラツキなどが発生して、事故に至る前に気がつくことができます。

しかし、LEDの場合、ある程度の電圧さえあれば、明るさは一定でチラツキが発生しないので、安定器が劣化してきても気が付くことができません。

なので、ひどい状態になるまで安定器を使い続けることになります。最悪の場合、発火したりショートするところまでいく可能性もあります。

なので、対策としては時々安定器の劣化具合を診断する必要がありますね。診断はプロに任せた方がいいかもしれませんが、一応以下のようなやり方でやります。

安定器の故障診断方法について

とりあえず目視でも劣化具合は確認はしておいた方がいいでしょう。

節電になっているの?

この方式だと安定器も電力を消費するのであまり節電にならない、という説もあります。私の場合のLED4本、安定器2台で計算してみます。

20W(通常の蛍光灯) × 4 + 5W(安定器)× 2 = 90W

10W(LED)× 4 + 5W(安定器)× 2 = 50W

ということなので、45%程度の節電にはなります。

1日12時間照明を使うとします。1Wを12時間で0.32円だそうです。

年間だと、通常の蛍光灯の場合、

0.32 × 365 × 90 = 10,512円

が、LEDに換えると

0.32 × 365 × 90 = 5,840円

となりますね。節約金額は年間で4,672円ということになります。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

安全性や節約の意味でいうと、不透明な部分はありますが、紫外線を少なくしたい、という方は試してみてもいいかもしれません。