マネーフォワードクラウド確定申告(以降MF)にKyashを自動同期する設定をしましたので、やり方をご説明します。連携できないと思っている方が多いのですが、結論からいうとできます。
MFとKyashを連携した経緯
個人的には無駄にシステム間の連携を増やしてセキュリティリスクを上げたくはないのですが、KyashはWEB管理画面がないので他のクレジットカードのように利用明細をCSV等でダウンロードすることができません。
なので、Kyashの利用履歴をMFに入力したい場合、手入力するしかないのか、と思いましたが、Kyashはきちんと他サービスと連携するためのAPIが準備されているようで、連携するのに、楽天カードなどのようにIDパスワードをMF側に保存する必要がありません。
読取専用のAPIであれば、IDパスワードを渡すよりは安全だろうと考え、MFとKyashを自動同期する設定をすることにしました。
MFとKyashを自動同期する手順
Kyashはスマホアプリでしか使えません。なので、連携の設定をするには、MFはスマホアプリがないので、スマホのブラウザでMFにアクセスする必要があります。
ただ、MFはスマホのブラウザで見るように作られていないので、次のように非常に小さく見づらいです。
小さいけどなんとか以下のように、「データ連携」から「Kyash」を押します。
「取得可能なデータをすべて取り込む」にチェックすると、過去分のデータも取り込んでくれます。
「表示名」と「メモ」は任意ですが、私は表示名に「kyash」と入力しました。
するとまた自動的にブラウザに戻ります。以下のようにKyashの行が追加されています。この時点で取込みも完了しています。
これでパソコンの方のブラウザから見ても反映されています。
Kyashのデータは未仕訳として表示されます。
CSVの取込みの際と同じように、未仕訳を一つ一つ登録していきます。
ちなみに、未仕訳の状態で長期間放置しておくと、消えてしまうのかな、と心配になりますが、自動的に削除されることはないそうです。サポートに確認しました。なので、ずぼらな私はおそらく次の確定申告期前まで未仕訳のままでしょう。
さいごに
MF側でスマホ画面に対応していないので、設定がやりづらいですが、設定してしまえばとても便利ですね。
Kyashは専用APIを準備しているので、セキュリティ的にも比較的安全なので、両サービスを使っている方は一度試してみてもいいかもしれません。
ちなみに、Kyash自体の体験レビューは次の記事に書きました。