慶應カードを10年以上保持しているので、一度感想をお伝えします。
もくじ
慶應カードとは
慶應大学の関係者が作れるクレジットカードです。
現役の学生は年会費が無料です。塾員(卒業生)や教職員は年会費1,250円(税抜)となっています。
なので、卒業すると、審査と継続手続きを経て年会費が発生するようになります。
一口に慶應カードと言っても、現在、発行会社やカードブランドによって様々な慶應カードがあります。
- 慶應三井住友カード(VISA/MasterCard)
- 慶應UCカード(VISA/MasterCard)
- 慶應DCカード(VISA/MasterCard)
- 慶應OMCカード(JCB/MasterCard)
- 慶應JCBカード
- 慶應 MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード(塾員・教職員のみ)
私は10年以上前に申し込んだのですが、今は新規募集していない慶應MUFGカードを持っています。
裏はこうなっています。
慶應MUFGカードについては現在新規募集していませんが、他の慶應カードもそこまで大差はないと思うので、参考にしてみてください。
慶應カードのメリット
色々な特典があります。
様々なお店で割引や独自サービス
例えば提携せいているレストランで一杯ドリンク無料。鍼灸院で10%OFFなど。
次のサイトで提携しているお店とサービス内容がわかります。
コンサートやスポーツのチケットが割引される
コンサートやスポーツのチケットが割引されます。1,000円〜2,000円ほど安くなっているケースが多いです。以下のサイトをご覧ください。
各キャンパスの図書館が無料で使える(塾員向け)
塾員入館券が無料で発行できます。通常塾員が図書館に入るためには、1日100円1年度1,000円かかります。
Apple PayのQUICPayに対応
慶應MUFGカードについてはApple Payで取り込んでQUICPayで決済することができました。
ポイント還元率は良いの?
慶應MUFGカードの場合、ポイント還元率は基本的に0.4%です。
1,000円使うごとに1ポイントたまるのですが、1ポイントが4円分のキャッシュバックになります。
また、基本的に1ポイントが4円分の以下の電子マネーやポイントと交換できます。ただし、なかには2、3、5円分に交換となるポイントもあります。ビックポイントやベルメゾンポイントは5円分なのでこのあたりと交換したほうがお得ですね。
- Pontaポイント(4円分)
- 楽天スーパーポイント(4円分)
- Tポイント(4円分)
- nanacoポイント(3円分)
- WAONポイント(3円分)
- JALマイレージバンク(2円分)
- dポイント(4円分)
- au WALLET ポイントプログラム(4円分)
- ベルメゾン・ポイント(5円分)
- ビックポイント(5円分)
その他、ギフトカタログなどにも交換できますが、おそらく1ポイント4円分くらいの商品になるはずです。
ポイントは2年で自動的に失効していきます。
ギフトカタログもポイント交換も手続きが割と面倒なので、ついつい億劫になり失効してしまうことがよくありました。
まとめ
現役の塾生は作るべきか?
年会費無料で様々な特典があるので、現役の塾生は作ってもいいかもしれません。
ただ、ポイント還元率は全然高くないので、普段はポイント還元率がもっと高いカードや普段使ってるサービスと親和性の高いカードを使ったほうがいいです。
例えば、リクルートカード(還元率1.2%)を使ったり、楽天をよく使うかたは楽天カード、JR系のお店をよく使う人はビューカードなどを使うなどです。
慶應カードを作ったとしても、卒業するタイミングで、継続するかどうかはよく検討しましょう。
ちなみに、留年などで卒業が延長する場合は手続きが必要になります。大学院生は塾員向けのカード扱いになります。
塾員は作るべきか?
提携しているお店は確かに安くなったりサービスを受けられますが、せいぜい10%やドリンク一杯程度です。
また、どこかに出かける前にわざわざ提携のお店を調べていくのが面倒です。
図書館については、慶應カードがなくても1回100円で入れるし、何度も通う場合は1,000円で年度中使えます。なので、このために作る必要もないと思います。
とはいえ、たったの年会費1,250円(税抜)ですので、古巣の義理で持っておくのもいいと思いますが、カードが多くて煩雑なのが嫌な人は作らなくていいと思います。