JAL Payを使った感想をお伝えします。私の場合主に二つのルートで使っています。ANA PayからモバイルSuicaにチャージするルート。モバイルWAONから楽天Payにチャージするルートです。ANA Payと比べてのメリットデメリットもご紹介しています。
もくじ
ただ使うだけで0.5%還元率アップ
JAL Payを使う理由は、使うことで還元率0.5%を得るためです。私の場合、日常の買い物では、ANA Payを通じてモバイルSuicaにチャージすることで合計最大2.7%の還元率を得ています。
サービス | 還元率 | 備考 |
---|---|---|
リクルートカード | 1.2% | |
JAL Pay | 0.5% | |
ANA Pay | 0.5% | |
モバイルSuica | 0.5% | New Days等のJR系の 店舗で利用した場合 |
合計 | 2.7% |
以下ではANA Payについて詳しく説明しています。モバイルSuica以外の出口についてもご紹介しているのでご覧ください。
さらに以下のルートで現在合計4.7%還元になります。(楽天ポイントカード提示対応店の場合)
サービス | 還元率 | 備考 |
---|---|---|
リクルートカード | 1.2% | |
JAL Pay | 0.5% | |
モバイルWAON | 1.0% | |
楽天Pay | 2.0% | 1.5(楽天Pay分) +0.5(楽天ポイントカード提示分) 楽天Pay分はキャンペーン中の数字。 終了後はおそらく1.0。 |
合計 | 4.7% |
モバイルWAONで買った楽天ギフトカードを楽天キャッシュにチャージします。すると、楽天Payで使うことができ、1.5%還元されます。
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さらに、楽天ポイントカードを提示した場合は0.5%貯まります。
必ずしも、楽天ポイントカードでなくても良いです。TポイントカードやPontaでも大抵0.5%です。
ただ、このルート、モバイルWAONへApple Payで手動でチャージしたり、ミニストップに足を運ぶといった少し手間がかかる必方法にはなりますが、以下で説明しています。楽天Payで公共料金を払うという内容ですが、楽天Payまでのルートは同じです。
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マイナンバー無しでも割と使える
JAL Payは使い始めて何もしないと「コース未選択」というコースになるのですが、それだと利用限度額が月5万円までですし、オートチャージが使えないということで、お試し程度のサービスとなっています。
「ショッピング+ATMコース」か「ショッピング専用コース」に変更すれば、限度額がそれぞれ月200万、月100万とまともに使える額になり、オートチャージも使えるようになります。
しかし、「ショッピング+ATMコース」にするには、マイナンバーを含む本人確認書類の提出が必要になります。私はマイナンバーを民間企業に渡すことにまだ抵抗があります。
「ショッピング専用コース」にするには、JALNEOBANK口座振替の設定が必要とあります。私はJALNEOBANKの開設にも勝手ながらマイナンバーが必要なんだろうな、と思い込んでいました。
なので、還元率や利便性の良さは知ってはいたものの、しばらくJAL Payを使わないでいました。
しかし、この度JAL Payを使っていない理由をどこかの記事に記載しておかなければと思い、確認のため念の為JALNEOBANKを開設してみました。すると、なんとマイナンバーを提出しなくても開設することができることが分かりました。
以下にあるように、いくつか本人確認の方法があります。
「スマホで本人確認」という方法だと、運転免許証などで本人確認ができマイナンバーが不要でした。
本人確認に続いて画面に沿っていくとJAL Payの口座振替の設定もそのまま行います。それらが終わると、翌日にJAL Payから自動メールが来て、コースが「ショッピング専用コース」になったことが通知されました。実際にアプリを開いてみると「ショッピング専用コース」と表示されていました。
もちろん、「ショッピング専用コース」よりも「ショッピング+ATMコース」の方が上位のコースです。なので、限度額も大きいです。さらに、海外のATMで出金で来たり、銀行への払い戻しもできます。とはいえ、私にとっては「ショッピング専用コース」の限度額で十分ですし、海外での出金や銀行への払い戻しも使わないので、「ショッピング専用コース」で十分です。
オートチャージの数値が小さい
「ショッピング専用コース」になり、限度額が月100万円になったのは嬉しいです。
さらにオートチャージが使えるようになるのも嬉しいです。というのも、この手のサービスはなるべく手動の作業を無くしたいからです。還元率が上がると言っても、その分手動作業が増えてしまっては意味がありません。
でも、JAL Payのオートチャージは残念なところがあります。動くための閾値が最大1万円、チャージする額が最大1万円と小さいのです。
それに対し、例えば、ANA Payは両方とも最大3万円です。
なので、JAL Payからのオートチャージのチャージ先がANA Payだと、ANA Payのオートチャージの閾値とチャージ額をJAL Payに合わせて最大1万円までにしておかないといけません。それをオーバーして設定していると、JAL Pay側に残高が足りない可能性が発生し、ANA Payの決済が失敗するおそれがあるためです。
そうなると、ANA Payでの残高は手動でチャージしない限り、1万円を少し上回る程度しか常にないことになります。
とは言え、日常のお買い物であれば、一度の決済で1万円を超える機会はそこまでないと思うので、大きな問題ではないとは思いますが。
モバイルWAONにApple Pay経由でチャージできる
通常、モバイルWAONをチャージできるカードはイオンカードのみです。しかし、Apple Payを経由すればその他のカードでもチャージ可能です。
ただ、先ほど紹介したANA Payの記事で詳しく説明したのですが、ANA Payのバーチャルカードはvisaなので、Apple Pay経由であってもモバイルWAONにチャージすることはできません。
しかし、JAL PayのバーチャルカードはMastercardなのでApple Pay経由でモバイルWAONにチャージできます。なので、上述した楽天Payへのルートに使えるのです。
モバイルWAONのスタンダードな使い道
その他にもモバイルWAONの使い道があります。というかこれがスタンダードな使い道です。
イオングループのお店でお買い物すると言うことです。ただ、普通にお買い物してもポイントが1%付与されるだけです。(会員登録済みの場合)リクルートカードとJAL Payのポイントとあわせて2.7%しかありません。
なので、ポイン付与が2.5%となる毎月10日(ありが10デー)、WAONでの購入で5%OFFとなる毎月20日と30日(お客様感謝デー)に利用するのがおすすめです。
つまり、毎月10日は1.7 (リクルートカード+JAL Payのポイント)+ 2.5 = 4.2%の還元となります。毎月20日と30日はさらに、5%OFFでポイントもつくので、5 + 2.7(リクルートカード+JAL Pay+モバイルWAONのポイント) × 0.95 ≒ 7.6%還元と同じことになります。
これはイオングループのお店が近所にあってよく使う方にとっては非常に大きいと思います。
逆に言うと、10日、20日、30日以外はイオングループであっても、上述したANA Payを通してモバイルSUICAで支払うルートの計2.7%還元と同じになります。
あと、先ほど紹介した記事にあったように、楽天Payでは請求書払いというものができるので、税金や公共料金が払えます。
ただ、請求書払いについては、ポイントは対象外です。それでもリクルートカードとJAL PayとモバイルWAONの2.7%はつくので、何も無いよりは大きいです。
さいごに
オートチャージの額の少なさなどネックな部分はありますが、クレジットカードとANA Pay、クレジットカードとモバイルWAONとの間に挟めて総還元率を上げられる貴重なサービスとなっています。