エストクリニック横浜院で脂漏性角化症をエルビウムヤグレーザーで除去したので体験談をお送りします。ほくろやイボで悩んでいる方も、同じ手術とのことなので参考にしてみてください。本クリニックのメンズからの評判が気になる方もご覧下さい。
もくじ
- 1 結局、脂漏性角化症はレーザーで綺麗に取れるの?
- 2 8年前から少しずつ濃くなったのはシミ?
- 3 ヒマシ油で茶色が濃くなってしまった!
- 4 脂漏性角化症かもしれないと気づく
- 5 レーザー治療するクリニックを探す
- 6 エストクリニックに無料カウンセリングを受ける
- 7 5分で終了、超速の先生の診断
- 8 売りこまないカウンセラーさんの姿勢に好感
- 9 他のクリニックにも話を聞きに行く
- 10 4つのクリニックに行って気づいた業界の闇
- 11 エストクリニックに再訪
- 12 ついにエルビウムヤグレーザーで施術!
- 13 施術から7日後、ハイドロロコイドがはがれる
- 14 施術から10日後、肌色のテープにしてみる
- 15 施術から11日後、出血してしまう!
- 16 さいごに
結局、脂漏性角化症はレーザーで綺麗に取れるの?
結論から発表しますね。施術前と施術から10日後の写真です。ピンクで囲っている部分が脂漏性角化症です。エストクリニック横浜院でエルビウムヤグレーザーで施術してもらいました。
ここからは汚い肌や出血した肌の写真が出てきます。心の準備をお願いします。
だいぶ肌色になりました。まだ完全に上皮化(しっかりした皮膚になる)してはいないので、今後の経過がどうなるか気になるところですが。
では、脂漏性角化症を除去していく経緯を順番にご説明していきます。
8年前から少しずつ濃くなったのはシミ?
私の左頬に直径5mm暗いの茶色い所があります。
8年前に帯状疱疹という病気にかかり、顔にできものがいくつかできました。そのうちの一つの左頬の高い所のものが潰れてしまいました。
病気は治ったのですが、数日後左頬のデキモノの跡が少し茶色くなっているのに気がつきました。とはいえ、元々色黒の私はそこまで目立たないので、ずっと放置していました。
最近になり、次の記事に書いたようにニキビ跡のクレーター治療をするようになりました。
そこで、クレーターの前にシミを直した方が見た目の印象がよくなるのでは?と思うようになりました。(最初は脂漏性角化症という言葉を知らず、全てシミだと思っていました。)
ヒマシ油で茶色が濃くなってしまった!
シミの中でも、まずはこの左頬の大きな茶色い部分をどうにかしたいと思いました。最近はしみやほくろは病院にいけばレーザーで取れる、という知識はありましたが、病院嫌いな私は、まずは自分でできることをやってみようと思いました。
まず、次の動画で知った、シミに効くと言われる「ヒマシ油」を試してみました。
この動画だと、しばらく塗り、シミをカリカリひっかくとポロポロとれる、ということでした。
数日塗ると、シミが少し濃くなった気がしました。私はこれを前向きに解釈し、「おっ、これはシミが浮き出してきた状態で、カリカリひっかけば取れるのかも!」
と思って、引っ掻いてみました。しかし全くとれません。
何回かこれを繰り返しているうちに、むしろ茶色の色がより濃くなってきた気がしました。強くひっかいて血が出て、かさぶたになっていたのかもしれませんし、シミ自体が濃くなったのかもしれません。とにかくめちゃくちゃ焦りました。
もう一つの解決策として、次の動画で知ったハイドロキノンというものがあります。
要はお肌の漂白剤みたいなものだろう、と理解しました。
これで色は薄くなるかもしれないと思いましたが、私のシミは少し盛り上がっているので、色だけなくなればいいって話じゃないかもしれない、と思いました。
また、ちょっと副作用が怖いというのもあり、すぐには手を出さないことにしました。(発ガン性、白くなりすぎるなど)
脂漏性角化症かもしれないと気づく
このあたりでこのシミは少し盛り上がっている事が気になってきました。イボかほくろなのかなぉ、という気もしてきました。
Googleで「シミ 盛り上がってる」などと調べていくうちに、「脂漏性角化症」という症状の写真が私のものととても似ていることに気づきました。
ここでネットや書籍で脂漏性角化症の治療法を調べることにしました。様々な書籍を購入したり、図書館で読んだり、書店で立ち読み(笑)したりしました。
以前、歯列矯正をした際、何も調べず知識がない状態で、矯正歯科医院を決めてしまい、痛い目をみた経験があります。歯科医院側の言いなりの契約になり、結局アフターケアなどを雑にされてしまいました。
なので、自分の身体に関することは、緊急の病気でない限り、ある程度しっかり勉強してからクリニックを決めようと思うようになりました。
医学書になってくるのでかなり高額ですが、以下が参考になりました。
結局、脂漏性角化症はレーザーで蒸散させるしかない、という結論に至りました。シミでいうところのハイドロキノンのように自分で治す方法は、脂漏性角化症にはありません。
レーザー治療するクリニックを探す
レーザー治療するためのクリニックをネットで探しました。
しかし、なかなか選ぶのが難しい。
私の場合、選ぶ基準はとにかく綺麗に治る事。そのためには金額はある程度高くなってもいいと思っていました。
色んなクリニックのホームページを読んでいるうちに、レーザーにも種類があり、エルビウムヤグレーザーというのがCO2レーザーよりも綺麗に仕上がる、ということがわかってきました。熱が水分に吸収されやすいので、熱が広がらず、肌に対するダメージが小さいそうです。
エストクリニックに無料カウンセリングを受ける
私の住んでいる地域に近い横浜駅近くにあり、エルビウムヤグレーザーを使用しているエストクリニック横浜院を見つけました。テレビ番組で実際に治療の映像を出しているので安心感がありました。
電話すると4日後に無料カウンセリングの予約がとれました。
とはいえ、もちろん一つ目のクリニックで決めない、複数のクリニックで様々な意見をもらって比較検討する、と考えていました。
こんな感じ建物に入っています。
小さなエレベーターで2階に行きます。
すると靴をスリッパにはきかえて入ると、受付があります。
若い美人の女性が受付をしているので、予約した旨を言うと、カウンセリングルームに通されます。こで問診票を渡されるので記入します。
問診票には、「悩んでいることは他にありますか?」といった質問があるので、ニキビ跡のクレーター、目のたるみ、左目の一重、全体的なシミ、額と眉間のシワなど、悩んでいることを全て書いてしまいました。
あとで反省しましたが、これは書かない方が良かったです。肝心の脂漏性角化症に集中するべきでした。
しばらく待っていると、ベテラン風の女性のカウンセラーがきます。カウンセラーさんはとても感じの良い方で、全ての悩みについて、色々な対策を教えてくれます。
目を二重にする埋没法、ボトックスやヒアルロン酸注入によるシワやたるみの改善、フォトRFによる全体的なシミ・ニキビ跡対策などです。
先生の前の治療が伸びているということもあり、なかなか先生との面談ができないというのもありましたが、私も興味があることなので、色々質問してしまい、1時間30分位お話させて頂きました。
肝心の脂漏性角化症について気になることは、帯状疱疹の跡にできたので、除去したとしても、ベースの部分がクレーターになっているのでは?という疑問がありました。帯状疱疹のできものは顔の他の部分にもできました。そこは脂漏性角化症にはならなかったのですが、少しへこんでクレーター状になっているからです。
それをカウンセラーさんに聞くと、「それは先生じゃないとわからない。」と言われました。
脂漏性角化症のレーザー除去後は、「ハイドロロコイド」というキズパワーパッドのようなシートを貼り、湿潤療法を行うとのことです。昔は傷は乾かすのが普通だったのですが、最近はなるべくずっと湿らせておいた方が、綺麗になおるということです。
5分で終了、超速の先生の診断
ようやく先生の時間が空いたようで、診察室に呼ばれます。動画に出ていた先生が座っています。
まず問題の部分を見てもらいました。
これは脂漏性角化症だね。
先ほどあげてしまった全ての項目について、先生がコメントをしていきます。
「埋没法で二重にできるよー。」
「ボトックスで額のしわはなくなるよー。」
などと行った感じです。
先生は急いでいる感じでした。もちろん売れっ子の先生なのだろうから、なかなか時間がないのは仕方ないと思いますが、もう少しゆっくり話せたら、安心感を持てて決断しやすいのになぁ、と思いました。
先生の診察は5分くらいでした。
もう一度カウンセリングルームにカウンセラーさんと戻ります。
ここで気がつきました。
「あっ、ベースが凹んでいないか、聞くの忘れた。」
脂漏性角化症以外のことに話が膨らんでしまって、肝心の気になることを聞けませんでした。
売りこまないカウンセラーさんの姿勢に好感
カウンセラーさんから、各施術の金額について説明されます。
脂漏性角化症については、ほくろと同じ施術になるそうで1mmにつき5,000円というこでした。私のは5mmなので25,000円(税抜)ということでした。麻酔や施術後に貼るものも含めての金額です。
大抵、脂漏性角化症のレーザー治療だと保険はききません。もしかしたら、クリニックによっては、きくところもあるかもしれませんが、液体窒素による切除など、昔ながらの施術になってしまいます。当然レーザーの方が仕上がりが綺麗なので、見た目を重視する方は保険適用は諦めるしかないと思います。見た目重視しているから脂漏性角化症をとろうとしてるいるのだと思いますが。
カウンセラーさんから
どうします?
と聞かれます。
とりあえず、やるとしたら脂漏性角化症ですけど、持ち帰って少し考えます。
全然すぐに決める必要はないですよ。こういうところに来ると、ちょっといつもと違う感じの心理状態になるので、落ち着いて考えて頂いて構いません。
なかにはすぐに全部やるって決めちゃう方もいらっしゃいますけどね。
ありがとうとうございます。ここって予約ってすぐとれるんですか?
やろうと思えば、今日でも明日でもできますよ。割とすぐにできます。施術は5分で終わります。
とのこと。とりあえず予定通り一旦帰って検討することに。お見送りの時に言われたこと。
他のクリニックと比べて頂いて構いませんよ。
うちの先生は、なるべく「残す」ことを重視しています。中には自己満足で施術する先生もいますからね。
先生は急ぎすぎだろうと思ったけど、カウンセラーさんの売り込まない姿勢には好感を持ち、またこの方に相談したいな、と思いました。
ただ、本来の目的である脂漏性角化症について集中してくれたらもう少し決断しやすかったと思います。業界的に仕方ないのかもしれませんが、あわよくば多くの種類の施術をしてもらおうという姿勢はあると思います。
他のクリニックにも話を聞きに行く
当然他のクリニックにも話を聞きに行きます。
まずは大手の湘南美容クリニックに電話してみます。しかし、意外なことに、ここは「隆起しているものには対応していない。」とのこと。つまり、ほくろ、いぼ、脂漏性角化症の治療はできないということです。
次に、脂漏性角化症について、ネット上で一番詳しい記載をしていた山手皮フ科クリニックです。電話したところ、1か月先まで予約が埋まっているとのこと。そこまで待てないのでやめておきました。
次に、先ほど紹介した書籍「Non-Surgical美容医療超実践講座 」にエルビウムヤグレーザーの章を執筆されている荒尾直樹さんのあらおクリニックを見つけました。さすがに書籍を書いている方なので間違いないだろうと思いました。
電話して「なるべく早めにみてほしい。」と伝えると、「では、本日の17時はいかがでしょうか?」ということになり、さっそく行くことにしました。
着いてみるとエストクリニック横浜院とは全然雰囲気が違って、普通の街の内科の病院のような感じです。ここは、保険診療も行なっているので、普通の病院のような感じなんだと思います。
診察室に呼ばれると、女性の先生がいらっしゃいました。あれ、と思いました。荒尾先生は男性なので、別の先生ということです。そうか、このクリニックは複数の先生がいらっしゃるのだな、と気づきました。問題の部分を見てもらいました。
脂漏性角化症ですね。
私はここで一つ心配だったことを聞きました。エストクリニックでも脂漏性角化症だと言われましたが、ちらっと見てもらっただけなので、病理検査などしなくてわかるのだろうか、ということです。メラノーマなどの悪性の腫瘍だと困ったことになります。
検査とかしなくてわかるものなんですか?
というと、ダーモスコピーとよばれる、小さな望遠鏡のような黒い筒状のもので、問題部位をみてくれました。
間違いないと思います。左右対称で表面もツルツルしています。悪性の場合は、左右非対称の形で、出血していたり、急速に拡大しますので。
その後、施術の説明をうけます。ただ、想定と違っていたのは、エルビウムヤグレーザーではなく、CO2レーザーを使うとのこと。
エルビウムヤグレーザーではないんですか?
当院の場合、エルビウムヤグレーザーよりもCO2レーザーの方が最新機種のためそれを使います。CO2レーザーの方が出血がとまりやすいというメリットがあります。
とのこと。ベースの部分が凹んでいるかもしれない、という懸念を伝えると。
どこまで削るかによりますね。凹ませないとなると、色が残る可能性はあります。なので、凹みか色のどちらかをとることになります。
とのこと。
ただ、ここのいいところは、大きさにかかわらず1万円でできる、ということでした。
とりあえず、持ち帰って検討すると伝えて帰りました。
続いて、エルビウムヤグレーザーとピコレーザーを両方使うEPL法という独自治療を行なっている秋葉原中央クリニックです。
EPL法はタトゥー除去をメインに売り出していますが、ほくろやイボもできるそうです。つまり、脂漏性角化症にも対応しています。凹まない程度にエルビムヤグレーザーで蒸散させ、残った色素はピコレーザーで除去するというものです。
この方法なら、凹ませずに色もなくせるのでは、と思いました。
色素の除去は、従来はQスイッチレーザーで行うのが普通ですが、最新の方法としてピコレーザーが出てきています。Qスイッチよりも肌への負担が少ないそうです。
こちらも電話すると、3日後に予約がとれました。
行ってみると、エストクリニックと同じようなカウンセリングルームに通されます。問診票を記入すると、こちらもベテランの女性のカウンセラーさんがいらっしゃいます。
EPL法の説明を聞いてみると、やはりいいかもと思いました。ただ金額は1mmについて6,000円で、測ってもらったところ、6mmとのことなので、36,000円。さらに、局所麻酔が5,000円に処置セット(後で貼るもの)が2,000円なので、合計43,000円(税抜)と少し高くなりますね。
あと、処置後はハドロロコイドではなく、テープとワセリンを塗るということでした。湿潤療法ではないのかなぁ、と思いました。少し気になったのが、実際に担当する先生と顔を合わせられずに帰ることになりました。
カウンセラーさんが非常に詳しいのはわかるのですが、せっかく行っているのだから実際の先生にも見てほしいですよね。
続いて、同じ中央クリニック系列の、横浜中央クリニックです。ホームページにはEPL法の記載はありませんが、エルビウムヤグレーザーとピコレーザーがあるのが確認できたので、EPL法と同じことができるのでは、と思いました。また、1年以内に再発した場合は、1回だけ無料で取ってくれるという記載も気に入りました。
電話すると翌日に予約できました。
行ってみると、小さなカウンセリングルームに通され、若い女性のカウンセラーがきます。エルビウムヤグレーザーで盛り上がりをとり、色をピコレーザーでとれるのか、という質問をすると、そういうことはやってないとのことでした。また、脂漏性角化症については、エルビウムヤグレーザーではなくCO2レーザーを使うとのこと。つまり、CO2レーザーでとりきるということでした。
最後に先生が登場し、凹まないかどうかが心配、と聞くと、「やってみないとわからない部分はある。」とのこと。また、処置後に塗るのはテープとゲンタシンということで、湿潤療法を意識はしていないのかな、と思いました。また、再発した場合、1年間無料で治療をうけられるというのは、脂漏性角化症には対応してないということでした。とりあえず、持ち帰って考えると伝えて帰りました。
4つのクリニックに行って気づいた業界の闇
総じて言えるのは、保険診療をしていない美容系のクリニックは売りたい気持ちが出過ぎてて、本当に悩んでいる人の身になれていない、ということです。お金も時間ももったいないのはわかるのですが、もう少し親身になって相手の悩みに耳を傾ければ、もっと信頼されて、結果的に売り上げも上がると思うんですよね。
売上を最大化するためか、いきなり全ての悩みを聞き出してそれに対する施術を全て説明しようとする所が多いです。もちろん参考にはなるのですが、一気に全部の悩みを施術するなんて怖くてできないし、まずは一番悩んでいる問題をきちんと解決して欲しいなと思います。それで信頼関係ができれば、他の悩みについてもそのクリニックでお願いする可能性は高くなると思うんですよね。なので、問診票には、最も悩んでいて最初に解決したい悩みだけを書くことをお勧めします。「他に悩みはありませんか?」と聞かれたら、私は「色々悩みはありますが、話が広がってしまうので、今回はこの件だけでいいです。」と言うようにしました。
また、基本的に先生の負担を下げるためか、専門のカウンセラーさんとの会話になり、先生と話せる時間は無いか非常に短くする所が多いです。
さらに、男性のお客さんはまだまだ少ないです。被害妄想かもしれませんが、クリニックによっては、男性の私はあまり歓迎されていないような気がしてくることがあります。男性は割と理屈で理解したい人が多いと思うので、曖昧な部分を色々質問することになります。しかも、即断せずに比較検討するとなると金払いが悪いと思われて、面倒くさそうに対応をされているなぁと思うことがありました。
ここまできて、バランスが良いのは最初に行ったエストクリニックかもしれない、と思うようになりました。エルビウムヤグレーザーを使い、先生は経験豊富そうで、一瞬ではあるけどその先生が顔を出してくれて、湿潤療法を意識している、という意味で。
ただ、EPL法のようなへこませない方法があるのだろうか、ということが気になりました。ホームページをみると、ピコレーザーは無いが、Qスイッチレーザーはあります。色をとるだけなので、そこまで大差は無いだろうと思いました。それを含めてもう一度先生本人に確認して決めることにしました。
美容系クリニックの口コミサイトとしては以下の2つが参考になります。
ただ、フリーワードの検索ができないのが不便です。その場合は、Googleの検索ボックスに以下のように入れましょう。
「site:URL 検索したい言葉」
例えば、以下のように入力します。
「site:https://clinic.e-kuchikomi.info/ 脂漏性角化症 横浜」
すると、サイト内に絞ったフリーワード検索ができます。
エストクリニックに再訪
電話するとその日に予約がとれました。
行くと、前と同じカウンセラーさんが登場。エルビウムヤグレーザーで盛り上がりをとったあとに、Qスイッチレーザーで色をとることはできるのか、聞いてみました。しかし、それはやっていない、とのこと。
ただ、再発した場合は、5,000円で再施術してくれるとのこと。無料ではないけど5,000円はかなり安い。
へこまないかが心配。と伝えると、先生に聞いてみることになりました。
相変わらず時間が無さそうでしたが、
これは多分へこまないと思うよ。
とのこと。
エストクリニックさんの先生は、先ほどの動画でもおっしゃってましたが、「残す」ことを重視しているらしいです。残る分にはまたやればいいので、削りすぎて凹ませてしまうよりはマシです。値段も適度だし、さすがにもう検討し尽くしたな、と思った自分はやることを決断しました。
一度カウンセリングルームにカウンセラーさんと戻り、カウンセラーさんに
ブログやっているんですけど、治療の様子を写真とることできますか?
と聞いてみました。先生や本部と相談してくれた結果、
プロの写真じゃないのでNGです。ご自身のBefore、Afterの写真で記事を書いて頂くのは全然構わないです。
とのこと。
正直ブログの写真よりも、自分の肌が綺麗になる方が優先なので、決断に変化はありません。なので、なるべくイメージしやすいような文章で治療の様子を説明していきますね。
この手のクリニックで施術を受ける場合、ブログやSNSやYouTubeをやっていても、やっていなくても、写真や動画をとって掲載していいか、お金を払う前に確認するのをお勧めします。
というのは、世の中に自分の仕事の結果が発表されるとなると、どの先生も真剣にやってくれる可能性が上がるためです。矯正歯科などでも同じ方法が使えます。
さすがに施術中の撮影は断られる可能性が高いですが、Before、Afterの写真による体験談の掲載は、断ることができないはずです。
ということで、
じゃあ、今日できるなら今日やります。
と言いました。すると、同意書と請求書みたいなものを持ってきてくれます。誓約書に記入し、VISAのカードを渡しました。やはりポイントがたまるのでカードで払えるのはありがたいですね。ちなみに、ここの同意書は後ほど掲載する注意事項の紙と同じ内容です。
その後、対象部分の横に目印のシールを貼られて写真を取られました。
ついにエルビウムヤグレーザーで施術!
先生の時間が空くまで30分くらい待つと施術室に呼ばれました。横になれる台があり、様々な機材が置いてあります。
ベルトくらいです。
じゃぁ、大丈夫です。横になってください。
横になると。カウンセラーさんが僕の顔を保冷剤のようなもので冷やしてくれます。後で麻酔の注射をするのですが、注射自体が痛くならないように冷やして麻痺させてくれるとのこと。
金属の棒を両手で握ってください。
と言われ、機械とケーブルのようなもので繋がった金属の棒を渡されます。どうやら、電気を逃すためのものらしいです。
その位のタイミングで、先生が部屋に入ってきました。
あっ、ポケットにスマホが入ったままだけど大丈夫かなぁ、と心配になりました。ビビりな自分が出てきました。
ポケットにスマホ入っているんですが大丈夫ですか?
スマホくらいなら大丈夫だよ。ちょっとちくっとするよー。
と言われ、歯医者さんでやられるような麻酔の注射を対象の部分に刺されます。注射は健康診断の時に血液抜かれる時にやられるのと変わらず、大して痛くないです。
注射してから2分もしない間に施術がはじまります。
なんか、すごい怖い。
先生が僕の頭の上の方に座って、大きめのペンのような機械を持って施術します。
音はジリジリいう感じで、感覚は少しピリピリする感じだけど全く痛くないです。少し経つと焦げ臭い匂いが少しします。
と思っている間に
はい、終了。手鏡で見てみてー。
施術開始から5分もかかってないと思います。
手鏡を渡されて見てみると、茶色だった部分が薄ピンクというか桜色というかビンチョウマグロの切り身のような色になっています。
ただ、その下にまだ少し茶色い部分が残っています。
下の部分残っていませんか?
というと。
これは別のだよ。こっちもやっちゃう?
やっちゃおうかな。
じゃぁ、2mm追加になるよ。
そういうことですね。最初の見積りの認識が私とクリニック側で微妙に違っていたということです。自分はこの下にあるところも含まれていると思っていました。
2mmとなると1万円(税抜)の追加になるということです。
今回はこれで終わりでいいです。取りたくなったらまた来ます。
と言いいました。まだ本当に綺麗に治るかわからないので、今回綺麗に治れば治療範囲を広げればいいかなと思ったためです。
治療後はスタッフさんにより、すぐにハイドロロコイドが貼られます。これで終了です。施術直後の何も貼られていない写真を取っておけばよかったのですが、そこまで頭が回りませんでした。一度これを貼られてしまうと、はがすと仕上がりが変わってきてしまう恐れもあったので、しばらくはがせませんでした。
この写真は施術の4時間後位の写真です。貼っているハイドロロコイドの中心部分が白く盛り上がっています。これは正常な現象ので問題ないとのことです。おそらく、施術した部分から出ている血や滲出液がハイドロロコイドに吸収されて盛り上がってくるということです。
忙しい先生はすぐに部屋を後にしました。残った女性スタッフさんから、アフターケアについて説明を受けます。ベテランのカウンセラーさんから最初に聞いた内容と大体同じでした。
ほくろを取ったところにハイドロロコイドを貼っています。今のがはがれたらこれを貼って下さい。無くなったら市販のキズパワーパッドで大丈夫です。成分は同じなので。
上皮化した後に、紫外線をブロックするためと、平に保つためにこの肌色のテープを貼ってください。
とのこと。この女性スタッフさんには脂漏性角化症ではなく、ほくろという認識だったようです(笑)
こんな感じの袋でセットをもらいます。
左から、注意事項が書いた紙、肌色のテープ、ハイドロロコイドです。
注意事項はこんな感じです。
ほくろだと思われていたのは、比較的新人さんっぽいから仕方ないか、と思いましたが、最初のベテランのカウンセラーさんに比べるとちょっと冷たい。
〇〇さん(カウンセラーさんの名前)に聞きたいことがあるんですが。
じゃぁ、伝えておきます。
カウンセラーさんはすぐ見える所にいるのに、なぜか取り合ってくれないんです。
別件で聞きたいことがあるんです。
と言うとようやく呼んでくれました。
ちょっと気になっていた、フォトRFやボトックスについてカウンセラーさんに質問して帰りました。
施術から7日後、ハイドロロコイドがはがれる
ハイドロロコイドを貼っていますが、入浴や飲酒などの制限はありません。ただ、酔いつぶれてハイドロロコイドがはがれてしまう事態になるのは困るとのこと。
普通にすごして1週間たった頃、寝ている間にハイドロロコイドがはがれていました。ようやく施術後の写真をお見せすることができました。わかりやすいように施術前の写真と並べますね。
こんな感じでまだ薄ピンクです。そのピンクの下に少し茶色い部分があるのがわかりますかね?これが先ほど私とクリニック側で、対象範囲の認識の差があった部分です。
また、写真だとわかりづらいのですが、下の部分だけでなく、ピンクの円の周りがほんの少しだけ茶色が残っているように見えます。つまり細いドーナツのような感じです。
これは先生が「残す」方針だから取りきらなかった部分と理解しています。完全に茶色がなくなるくらいまでやると、もしかしたら凹んでしまうかもしれませんし。
この細ドーナツの部分は盛り上がってはいないので、今後行うかもしれないフォトRFなどの顔全体のシミ・色素沈着対策でとれるんじゃないか、と楽観視しています。
はがれたら、もらったハイドロロコイドを貼ります。注意書きには7〜10日はハイドロロコイドで、その後は肌色のテープを貼るというように書いています。なので、このタイミングで肌色のテープにしてもいいのかもしれませんが、ちょっと心配なので、もう少しハイドロロコイドを貼ろうと思いました。
大きいので適当に切って貼ります。
施術から10日後、肌色のテープにしてみる
そろそろ肌色のテープにしてもいいのかな、と思ったので変えてみることにしました。ハイドロロコイドをはがします。わかりやすいように7日後の写真と並べます。
7日後よりもピンクみが減り肌色に近くなってきた気がします。
よし、上皮化したかな、と思いました。肌色のテープを貼っていきます。これも切って使います。
こんな感じで貼りました。
施術から11日後、出血してしまう!
肌色のテープは3〜4日ごとに交換して、1か月間貼ることになっています。
しかし、初めて貼った翌日、切ったテープの形がちょっと気に入らなくて貼り替えようと思いはがしたところ、少し血が出ました。焦ってしまい、いつもと違う照明環境の写真になります。対象部分の右下の部分が少し赤いのわかりますかね。
おそらく肌色のテープの粘着力で、上皮化しつつあった皮膚が持って行かれたのではないかと思います。
このテープ粘着力強すぎないか?もっとハイドロロコイドを貼り続けたほうがいいのかも。と思いました。
一応ハイドロロコイドを貼ります。少し血がにじんできます。
翌日はエストクリニックは休みのため、翌々日に電話して気になる事を聞いてみました。本当は担当してくれたカウンセラーさんに聞きたかったのですが、休みということで電話に出てくれた方に聞きました。
肌色のテープをはがしたタイミングで出血してしまいました。
もしかしたらかさぶたが一緒にはがれてしまったのかもしれません。ハイドロロコイドを貼って1、2週間待ったほうがいいかもしれません。
肌色のテープは粘着力が強過ぎるので、ずっとハイドロロコイドを貼っていてもいいのですか?
茶色のテープは盛り上がり紫外線の防止のためにつけます。なので、それでもいいですよ。
とのこと。自分は、ハイドロロコイドでは盛り上がりと紫外線防止はできないの?とちょっと思いましたが、うまく言葉にできなくて、そこで電話を終わらせてしまいました。
あまり会話が成り立ちませんでしたが、とりあえずしばらくハイドロロコイドをつけていて良さそうです。今度実際に行ってみてもらおうと思います。
出血した部分がクレーターにならなければいいのですが。。。
さいごに
今後の経過はこの記事に追記していきます。気になるかたは時々みにきてくださいね。