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セルフダーマペンは37歳男のニキビ跡クレーターに効果あり?やり方も!

37歳男性の私が、セルフダーマペンで中学生の頃にできたニキビ痕のクレーターを改善することができるのか当ブログで検証することにしました。

本当に効くの?結論から言っちゃいます

あなたが一番気になる事はダーマペンでニキビ跡のクレーターが治るの?ということだと思います。

なので、最初にどの程度改善したか発表します。主に悩んでいた両頬について発表します。

ここからは汚い肌や出血している肌の写真がたくさん出てくるので、びっくりしないように心の準備をお願いします。

左頬

左側は5回の施術ではそこまで変化は感じられませんが、ごわごわしていた肌が若干ふっくらと張りが出ているように見えます。

ダーマペン以前
施術5回目ダウンタイム後
右頬

右頬はもう少しわかりやすく変化が出ています。広いローリング型と呼ばれるクレーターが全体的に盛り上がり、つるっとした印象になってきたと感じます。

ダーマペン以前
施術5回目ダウンタイム後

時々鏡をみて全然変化してないじゃん、ってふと思ったりもします。私も含めて、YouTubeやブログで改善した!って言っている人、もしかしたらサンクコストバイアスが働いているのかもしれません。

つまり、ある行為にお金や労力を投資したら、その行為を実態以上に高く評価してしまい、なかなかやめられなくなってしまう(損切りできない)という心理効果です。ダーマペンはセルフで行う限り、レーザー治療等と比べてお金はそこまでかからないですが、時間と労力はすごくかかります。その労力には針を刺す時の痛みも含みますしね。

とはいえ、現時点では、施術の度にわずかにですが改善している実感もあるので、今後も続けようと考えています。

施術を重ねるごとにこの記事を更新していきますので、時々このページを見にきて下さい。

では、ダーマペンに至った経緯やどのように施術しているかをレポートします。

無知な中学時代にクレーターを量産

私の両頬と両こめかみと小鼻にある多くのニキビ跡のクレーターは中学生の頃にできたものです。

中学生の頃、つまり22年前頃、非常に大きくて根深いニキビに悩まされました。当時最先端のレーザー治療や漢方なども試しましたが、一瞬おさまってもすぐに元どおりになってしまいました。

スキンケアの知識もなく、ニキビができるのは顔が脂ぎっているからだと思って、皮脂をよく落とすような洗顔フォーム(ビオレのスクラブが入ったもの等)でゴシゴシと頻繁に洗顔していた事も悪化させる原因だったかもしれません。そもそも、当時今ほどスキンケアに関する情報が世に出回っていなかったように思います。今は皮脂は必要なもので、洗顔は頻繁にするものではなく、保湿がとても大事、という事は、どんな本やサイトにもしっかり書いてあると思います。

さすがに、ニキビをつぶすと痕になるリスクがある、という知識は当時もあったのですが、大量にできるニキビを我慢できずに潰してしまうことが多かったです。意図的でなくても自然に潰れてしまうこともありました。潰した事が100%原因かは確証はありませんが、どんどんクレーターが増えていき、自分への自信をどんどん失い、振る舞いもどこかおどおどした感じになってしまいました。

ちなみに、スキンケアの知識は、中学校あたりで教えるべきだと思います。この時期の行いで、一生クレーターの顔で生きていかなければならなくなる可能性があるためです。

ようやく高校生になってから、新たにできるニキビはぐっと減りました。20歳を超えてから、ほとんど新規のニキビ跡のクレーターはできていないはずですが、かなりボコボコで最悪な肌だと思ってコンプレックスを感じて生きてきました。(ただ、最近ネットで色んな方の事例を見ると、私よりひどい方はたくさんいることがわかりました)

中学生の頃にできたクレーターは、この歳になるまでの間にすこ〜しずつ凹みが浅くなった気もします。もしかしたら、私の目が慣れただけか、色が周囲の正常な皮膚と同じになって目立ちにくくなったからかもしれません。

クレーターの治療については20代の頃に調べましたが、当時はクレーターは治らないというのが定説だったので、あきらめました。どうにもならないことは忘れたほうが気が楽だと思ったので、自分にはクレーターは無いんだ、と思い込むようになりました。時々照明がきついコンビニ等の鏡で自分の顔のボコボコがクッキリ照らされてるのを見てしまい愕然とする事はありましたが。

なので、自分が映る写真などは撮らなくなったので、過去の自分の写真は他の人に比べて極端に少ないと思います。

35歳を超えて、老化対策のためスキンケアを意識し始め、化粧水、乳液、日焼け止めを常用しだすと、まれに「肌きれいですね」と言われることもあり(目が悪い人かな笑)、最近クレーターの存在をほとんど忘れていました。

37歳で久々に新たにクレーターができる

しかし、最近婚活のため、出会いの場に行く機会が増えました。不規則な生活になりお酒を飲む機会も増えました。すると、新たに右頬に過去最大かと思わせる根深いニキビができてしまいました。

深夜のバーで喧嘩腰の若者と口論するなど、怒りの感情を爆発させてしまうことがあり、その翌日にそのニキビはできました。怒りが最も肌に良くない感情だということを学びました。

「つぶすと跡になる」というリスクさえすっかり忘れていた私は、衝動的にニキビの先端に見える白い脂肪を出してみようと思い、つぶしてしまいました。

すると1週間もすると、盛り上がりがなくなった代わりに、少しだけ凹んでいることがわかり、愕然としました。中学生の頃の悪夢が再燃し、とても落ち込みました。

せっかく大人になってニキビ跡はできないと思っていたのに、簡単にできてしまう現実を再確認しました。

しかし、以前クレーター治療について調べた頃から10年程度経っているので、今なら技術の進化で効果のある治療法があるかもしれない、これは新たにできたクレーターはそれを知らせるために神様からの合図だ、と前向きにとらえ、調べてみることにしました。

それに今なら昔よりお金があるので、選択肢も広くなったはずだし、いい機会だと思いました。

フラクショナルレーザーが主流

ネットで調べると、まず美容皮膚科のフラクショナルレーザーというものを知りました。レーザーで肌に微細な穴を大量に空けて、肌が再生する力でクレーターの凹みも盛り上がるというような治療です。

一か月おきに施術し、10回以上行い、トータルで数十万円はかかりそうでした。

女芸人のバービーさんなどもこの施術で肌がだいぶきれいになってきたそうなので、やってみてもいいかもしれない、と思いました。

肌を焼く【6日後】(バービーさんのブログ)

ダーマペンを知って大興奮

さらに時間をかけて調べていると、ダーマペンという治療法でクレーターが治るというようなYouTube動画を出している方が何人かいることがわかりました。

参考になったのは、キヨキヨさんの動画。彼は自分で施術を行うセルフダーマペンに関する動画を大量に投稿しているので全部見ました。

 

メンズダーマ部という、まだセルフダーマペンについてほとんど情報がない時代から運営されているサイトがあり、これも貪るように全記事読みました。

メンズダーマ部

みなさん効果を感じているようで、私も希望を感じはじめました。ネット上の情報は、ステマ目的も多いので疑っていましたが、みなさんの情報があまりにも詳細でリアリティがあったので、ある程度の効果はあるんだろうと思い、興奮してきました。

(どの方もアフィリエイト広告を貼って報酬を得ているようですが、それを差し引いても嘘は少ないだろうと思えました。)

セルフダーマペンをやろうと決意する

フラクショナルレーザーやダーマペンについて調べているうちに、ダーマペンの方が明らかにメリットが大きいと思うようになってきました。

肌に微細な穴を開けて自己治癒力を利用してクレーターを盛り上げるという原理は同じですが、それをレーザーでやるのか針でやるかの違いがあります。

レーザーの場合、熱を使うため、肌が少し化学反応を起こし、ビニール肌っぽくなってしまうというような副作用の情報を目にしましたが、ダーマペンは熱を使わないのでその心配はありません。

もちろん金額的には自分でできるセルフダーマペンのほうがずっと安くできるし、自分のペースで行うことができます。

もちろんセルフだとプロにやってもらえる安心感は無いのですが、今ならネット上に先人が多くいるので、彼らのやり方を真似すればそこまでの危険性はないだろうと思えました。

色々種類あるけどどのダーマペンを買えばいいの?

ダーマペンも多くのメーカーから多くの種類が出ていてどれを買えばいいのか迷いましたが、結論から言うと、先ほど紹介したキヨキヨさんと肌美さんが使っていたMyMと書かれたものを買いました。

Amazonでも楽天でも多くのショップから販売されていて迷います。たぶんどこで買っても同じなので、安いショップから買えばいいのでしょうが、心配症の私はキヨキヨさんが買っていた楽天のとあるショップから書いました。

たぶん中国のメーカーだと思うのですが、はっきりとメーカー名は書いていないんですよね。

※2023年追記

わかりにくいのですが、MyMにもDr.Penというロゴが付くようになったようです。楽天のあるページにも「Dr.Pen公式」という記載があります。「公式」ってどういうこと?っと疑問に思いました。公式なら「Dr.Pen公式」ではなく「Dr.Pen」と名乗ればいいじゃんと思ってしまいます。

ここまであからさまにやっているということは、おそらくきちんと契約などをして合法的に使っていると思われます。ただ、ロゴ以外はこれまで通りのMyMの機械ですので、後述するDr.Pen ULTIMA A1などとは全く別物と推察します。

ダーマペンは針の長さを調整できるのですが、このタイプだと最長2.0mmです。サイト「メンズダーマ部」でも、最初はMyMを使っていますが、長ければ長いほどよいという結論に達し、最長3.0mmにできる 「Dr.Pen ULTIMA A1」というタイプを最終的に購入していました。

ebayでDr.Pen ULTIMA A1を検索した結果

しかし、執筆時点では、Dr.Pen A1はなぜか楽天だと高額だったり、海外発送だったりして時間がかかります。Amazonでは売っていないようです。ebayでは普通に安く売っていますが、海外発送のため時間がかかります。また、Dr.penのA1以外のタイプは、3.0mmではなく最大2.5mmや2.0mmになってしまいます。なので、3.0mmに対応するにはA1になります。

それに対し、MyMは楽天やAmazonで普通に販売されています。

まだ効果があるかわからないものに、そこまでお金や労力をかけたくないと思ったのでMyMにすることにしました。もし2.0mmで効果が感じられれば、Dr.Penを買おうと考えました。最初からDr.Penを買っておくほうがもちろん安く済みますが、MyMを買ったとしてもフラクショナルレーザーに何十万も使うよりもずっと安く済むと思えば大した出費ではありません。

ダーマペンが家に到着

MyM購入後4日で家に到着。

こんなかわいい箱に入っています。

中に入っていた全てのものはこちら。電源アダプター、ケーブル、針が12本のカートリッジが3つ付属しています。

本体はこれです。

他にも準備するものがたくさんある

キヨキヨさんやメンズダーマ部がすすめていたのがホホバオイル。施術後に塗ります。栄養素が豊富なので肌に良いそうです。この量があれば当分はなくならないはずです。

ホホバオイルの後に保湿のために塗ります。ホホバオイルの栄養素を閉じ込めるイメージで塗ります。こちらもこの量があれば当分なくならないはずです。

キヨキヨさんがすすめていたヒト由来幹細胞美容液です。ダウンタイムが短くなるそう。「ヒト由来」ってすごいですね。いかにも細胞を活性化しそうです。

最初はホホバオイルの前に塗っていたのですが、量の割に高いし、ホホバオイルだけの時と違いが感じられなかったので、必要無いかもしれません。

肌美さんは、これの替わりにヒトプラセンタジェルやダーマローラーリポペプチドを使っていますね。これらも量の割に高いです。

彼らはどうやら化粧品を売ると報酬が入るようなので、あのような高い商品をどんどんすすめていると思われます。悪いものではないと思いますが、最初は最低限の価格のものだけでよいと思います。最初から良いものを使い過ぎると、何が本当に効いているのかわからなくなってしまいます。

ちなみに、ヒトプラセンタジェルは出産時に排泄された胎盤をもらって原料にして作っているそうです。すごいですね。すごく若返りそうなイメージ。

ショードック。これはとても便利です。消毒液をわざわざコットンに浸す必要がなく、施術前に顔や手を拭いたりできます。

とはいえ、消毒用のエタノールはあったほうがいいです。なければ家にあるマキロンなどでもいいと思います。施術前に念のため針を消毒するのに使っています。

消毒液を拭き取るためにコットンは必要です。大きいのでハサミもあるといいでしょう。

適度の大きさの鏡は絶対に必要です。下のように机に立てられるタイプが便利です。両手が自由になるので、片手でダーマペンを持ち 、もう片方の手で肌を引き伸ばすことができます。(皮膚を伸ばして施術する方が効果が高いようです)

麻酔クリーム。キヨキヨさんや「メンズダーマ部」など男性の方は、麻酔クリーム無しで施術している方も多いようですが、私は使った方がいいと思います。

痛みは我慢できないことはないのですが、「痛いから早く終わらせたい。」など雑念が入ってきて、しっかり施術できなかったり、冷静な思考が働かなくなってきます。

アイシングで麻痺させるやり方もありますが、私の場合はあまり効果がなく痛みが無くなりませんでした。

麻酔クリームは日本では普通には手にはいらないので、個人輸入する必要があります。注文してから自宅に届くまでに、12日かかりました。なので、早めに買っておいた方がいいです。

とはいえ、私のように初回は麻酔クリーム無しでやってみることをオススメします。というのは、どの程度の痛みなのか、知っておいた方がいいからです。実際の痛みを知っていないと、調子に乗ってやり過ぎてしまう恐れがあるからです。人間が感じる痛みはリスクを回避するための安全装置でもあります。なので、少し位は実際の痛みを知っておいたほうがいいです。

エムラクリームという麻酔クリームが有名なのですが、私はそれのジェネリックのPriloxというのを買いました。

麻酔クリームを塗った後にしばらくカバーするためのサランラップも必要です。

ダウンタイム中に日焼けするとシミになりやすいので、日中の外出時は絶対に日焼け止めを塗りましょう。3時間に1回位塗り直すくらいは必要です。

私は紫外線に対して、かなり神経質になっていたので、部屋の蛍光灯をLEDに変えました。LEDは蛍光灯の200分の1の紫外線量だそうです。とはいえ、太陽光に比べたら蛍光灯の紫外線量も大したことはないのでそこまでやる必要はないかもしれません。

これを設置した経緯は以下に書きました。

20型の蛍光灯をLEDにした!グロー式なら工事不要?危険?通常の20型のグロー式の蛍光灯をこの度LEDに換えました。その経緯とやり方をご紹介します。LEDに換えた経緯最近、美容に気を遣い...

さらにやはり肌には日焼けとともに乾燥が大敵なので加湿器を買いました。

施術0回目:おそるおそる一部だけ

施術前、不安が消えませんでした。もし、施術して悪化したら?炎症を起こして一生残る跡ができてしまったら?

YouTubeで先人がやってリスクがないことはわかっていましたが、やったことがないことなのでやはり怖いです。

なので、本格的に施術する前に、テストすることにしました。具体的には、顔の一部分だけやってみることです。顔以外の皮膚でもいいかもしれませんが、顔の皮膚は微妙に他の部分の皮膚と違う気がしたので、きちんと実験するなら顔の一部の方がいいと考えました。

私の場合は、左のこめかみだけで施術することにしました。左こめかみに跡が残っても最悪髪の毛で隠せると考えたためです。

顔や手をショードックで拭きます。

そして、針がついたカートリッジを袋から出し、ダーマペン本体に取り付けます。取り付けて回すと地味にカチッといえば取り付け完了です。(このカチッがはっきりした感じではないのが中国製という感じです笑)

未開封のカートリッジなので、清潔なはずですが、心配症の私は消毒したくなります。どのように消毒するか迷いましたが、下のように、器状になった針が生えている部分に消毒液を注ぐ方法を思いつきました。

しばらく、ひたしたらコットンで拭き取ります。

stemcell20をこめかみに塗ります。事前に塗っておくと、ダーマペンで肌の奥まで浸透することができるそうです。

(今考えると、ホホバオイルでもいいですし、別に何も塗らなくてもいいと思います。大した差はありません。)

電源を入れるとウィーンという髭剃りのような音がします。施術していきます。

最初は怖いので、0.25mmで一番遅いスピードで始めます。スピードはボタンで5段階に調整できます。

全然痛くないし、血もでないので、0.5mm、1mmと長くしました。スピードも最速にしました。

ちょっと痛い。

でも、もう2.0mmでやる!みんな2.0mmでやってるから。

あと、目に入らないか怖いな〜!目に刺さったら間違いなく失明するので、十分注意する必要がありますね。

少し痛いのですが、5分位やって左こめかみ全体を施術できたので終わることにしました。

血は出ていないように見えましたが、ショードックで左こめかみを拭いてみると、少しだけ赤くなりました。

これだけでも、すごい精神力を使いました。初めての施術だからですね。

stemcell20、ホホバオイル、ワセリンと順番に塗って、0回目は終了です。

私は1回で使ったカートリッジは捨てることにします。キヨキヨさんなんかは、煮沸消毒して何度か使うようですが、少しずつ刺さりが悪くなるそうです。

カートリッジは別売りで5個セットで2,500円とかで売っています。1個500円と考えても、多くても月に2〜3回しかやらないので大した額にはなりません。ケチケチしないで毎回新品でやった方がいいと思います。

施術1回目:アイシングが効かず痛みに涙

施術

翌日、施術した左こめかみは何も変化がありませんでした。赤みもありませんでした。

あっ、これ全然大丈夫だな、と思ったので、顔全体にやることにしました。

絶対にオススメなのが、毎回施術直前に顔の写真を撮ることです。特に初回の前には必ずとりましょう。今後回数を重ねる中で、どの程度改善しているかの指標になります。常に正確に進歩を確認できることが、継続するモチベーションを維持します。

正面、左、右の3つあればOKです。できれば、いつも同じ照明環境で同じ位置、同じ方向から撮りましょう。変化の原因が、光なのか、実際に改善しているからなのか、切り分けるためです。私は、撮影時は外の明るさに影響されないよう、雨戸を締め切って、蛍光灯の光だけになるようにしています。

写真を見比べる時は、顔全体で比べるよりも、本記事のように、対象の部分をピンポイントでBEFOREとAFTERで並べてみると違いがよくわかります

0回目で割と痛かったので、痛みを軽減する工夫をしようと思いました。とある有名な個人輸入代行サイト経由で個人輸入している麻酔クリームはまだ届いていないので、アイシングしてみることにしました。保冷剤をサランラップに巻いて、顔に当てます。まずは右ほほから。

あと、髪が長い人は上のようにタオルやヘアゴムやカチューシャで髪をまとめるなどしたほうがいいです。垂れてくると本当に邪魔です。

3分位当てて、耐えられなくなったので、施術を開始します。キヨキヨさんの動画でほっぺたを膨らまして、凹みを伸ばして施術した方が深く刺さって効果が大きいということなのでやってみました。

アイシングしたけど普通に痛いですね。でも頑張って続けます。

ダーマペンをスライドさせて全体を施術する人もいるのですが、私の場合はクレーターをしっかり狙いうちしたいので、スタンプ式に一つずつやっていきます。

しっかりささって抜く時に吸い付くような感覚があります。

ちなみに、左頬に大きめのシミがあります。

30歳位の時に帯状疱疹にかかり、跡がシミになってしまいました。キヨキヨさんや肌美さんが、ダーマペンはシミには効かず、むしろ、色素を奥の方に押し込んで治りにくくしてしまうらしい、という恐ろしい話をしていました。彼らも自分で試したわけではなくネット上の情報から言っていた話ですが、一応心配なのでここは避けて施術することにしました。シミは違う治療法があるはずなので、ダーマペンが一段落したら調べようと思います。

両ほほが終わったので、鼻に移行します。一応アイシングをします。

鼻は毛穴が開きまくっているので、閉じてほしいですね。

鼻は頬より少し痛いですね。そして、なぜか血がよく出ます。

涙が出てきます。涙が邪魔になるので、時々コットンで拭き取ります。

次に、額に移行します。

額に横じわと眉間にしわがあるので、これがなくなればいいなぁと思ってます。

額はめちゃくちゃ痛い!皮膚が薄いからかな。

仕方がないので、針を短くして0.5mmくらいで続けます。なんとなく終わったかなと思ったので今回はこれでやめます。顔全体から血が出ています。

まずショードックで顔全体を拭きます。その後、stecell20、ホホバオイル、ワセリンを重ねて塗って終わりです。

終了後、もわっと顔が痛くて、物事に集中できません。あとは寝るだけという時間にやるのがいいかもしれません。

ダウンタイム

翌日顔全体に赤みがありました。

施術前
施術1回目翌日

この赤みは、私の場合、2日目まで残り、3日目にはなくなりました。

つまり、例えば金曜日の夜に施術すれば、月曜日には見た目上は普通になっているということです。

ただ、肌の内部のダウンタイムが終了しているわけではないので、出かける時は日焼けどめはしっかりしましょう。(冬でも日焼け止めは必要です)

私の場合、施術から24時間位経つまでは、洗顔もシャワーもせずにそのままにします。24時間経ってから洗顔します。洗顔といっても、お湯などでワセリンや固まった血を優しく流すだけです。その後、またstemcell20、ホホバオイル、ワセリンを塗ります。

48時間経って、ようやくシャワーまたは入浴をします。

とはいえ、これは長く待ち過ぎかもしれません。美容皮膚科のホームページだと、翌日には入浴可としているところが多いです。このあたり、色々な美容皮膚科のダーマペンのアフターケアに関するページが役に立ちます。

また、顔をむやみに触る癖がある人は、この機会に直しましょう。

施術後には肌がセンシティブになっているので、むやみに触ると炎症の原因になります。

触りたくなっても我慢。髪の毛をいじるくらいにしておきましょう。

ダウンタイム終了後

1回目のダウンタイムが終わった後の状態です。正確に言うと2回目の施術直前の状態です。ダーマペンをやる前の状態と比較します。

左右ともに、ゴワゴワした感じがほんの少し丸みが出ている感じがします。もちろん写真を並べて比較しないと気がつかないレベルです。

左頬
ダーマペン以前
施術1回目ダウンタイム終了後
右頬
ダーマペン以前
施術1回目ダウンタイム終了後

施術2回目:36針カートリッジと麻酔クリーム投入

施術

1回目の施術から13日後に2回目の施術を行いました。感覚的には10日後くらいにはやってもいいかな、と思いましたが、数日人に会わなくていいタイミングのこの日を選んでやることにしました。

これまではMyMに付属していた12本の針のカートリッジを使っていましたが、今回は別売りされている36本の針のカートリッジを使うことにしました。針の本数が多い方がいいのか、というのは人によって意見が分かれます。メンズダーマ部だと、針が多くなると抵抗が大きくなって深く刺さりにくくなるので、あえて12本でやっているとのことです。それに対し、キヨキヨさんや肌美さんは、針が多い方が単純に刺したい所に刺さる確率が上がるということで36本でやられていますね。私はとりあえず36本でもやってみようと思い、今回やることにしました。

ちなみに、MyMにはMyMのカートリッジしか使えません。間違ってDr.penのカートリッジを買わないように。

楽天で5個セットを購入したところ、3日後には届きました。

そしてこの数日前にようやく麻酔クリームが届いていました。

こんな感じのテクスチャーです。

部分ごとに塗り、ハサミで細かく切ったサランラップでカバーします。説明書に2〜3mmの層になるくらい塗ると書いてたのでたっぷり使いました。付属品として塗るためのヘラやカバーするためのシートも付いていたのですが、使わず、普通の美容クリームを塗る感じで手で塗りました。

すぐにひんやりとした感覚になります。チューブの3分の1位の量は使いました。

20分もしたら十分麻痺している感じがします。が、説明書には1〜2時間待つと書いているのですが、待てずに30分位で施術を開始することにました。

まずは頬から。最初から2.0mmで。

全然痛くないですね。前回涙流しながらやってたのが嘘みたいです。ただ、出血の量が前回の3倍くらいには増えました。針の数が36本に増えたのが大きいのかもしれません。また、麻酔クリームのおかげで痛くなくなったので、アグレッシブに刺しているからかもしれません。

次に額。こちらも全然痛く無いです。

鼻も痛く無いですね。

今回は全く痛くなかったのでサクサクできて施術自体は20分位で終わりました。

ただ、ちょっと怖い事態が発生。

鼻の鼻骨の部分から、血液ではなく透明の液体が少し出ています。わりと焦りました。

鼻の高くなっている鼻骨あたりは、皮膚が薄くすぐに骨があるので、2.0mmだと長過ぎるのかもしれません。骨に刺さって血液じゃない液が出たのかなぁ、と心配になりました。麻酔クリームを塗っていて痛みが無い分、やり過ぎてしまいますね。

とりあえず、普通にショードック(エタノールのウェットティッシュ)で全体を拭き取り、前回と同じように、stemcell20、ホホバオイル、ワセリンを塗って終了しました。

ちなみに、無理に血を全部拭き取る必要はないと思います。少し血が残っても固まってかさぶたになるので、翌日に洗い流せばいいだけです。あまり皮膚に負荷をかけないほうがいいです。

ダウンタイム終了後

深く刺さり過ぎたかと心配していた鼻骨周りも、施術から数日は赤みを残していましたが、1週間もたてば正常に戻って一安心しました。

左頬
ダーマペン以前
施術2回目ダウンタイム後
右頬
ダーマペン以前
施術2回目ダウンタイム後

ちなみに、2回目の施術後、小さなニキビができやすくなった気がしました。キヨキヨさんや肌美さんも言っていたのですが、「好転反応」というものかもしれません。

つまり、細胞の働きが活性化しているからかもしれません。良い意味でも悪い意味でも中学生の肌に近づいている、ということでしょうか笑

施術3回目:目の周りも対象に!トラブル発生?

施術

2回目から13日後、ようやく3回目の施術を行いました。

今回も麻酔クリームを使っていきますが、麻酔クリームがもったいないので、少なめに塗っていきます。前回はうっすら白く層になるくらい塗りましたが、今回は普通の日焼け止めを塗る位の量にしておきます。

細かく切ったサランラップでカバーしていきます。

30分経過したところで、もう十分麻痺した感覚になったので施術を開始していきます。

ただ、前回と違うところは、サランラップは施術をするところだけ剥がすようにします全てのサランラップをはがしてしまうと、麻酔クリームも剥がれてしまうので、一部分を施術している間に、他の部分の麻酔の効果が切れてしまう気がしたためです。

なので、まずは左の頬のサランラップだけ剥がして施術します。その部分の施術が終わったら、右頬、左こめかみ、右こめかみ、額、鼻、のような順番で、ランプを剥がして施術していく感じです。

相変わらずスタンプ式でやっていきます。

ほっぺたを空気でふくらませながら施術すると深く刺さって効果的と前述しました。でも、ダーマペンを持っていない方の手の親指と人差し指でスマホの画面で拡大(ピンチアウト)するときのような手つきで、クレーターを伸ばして施術する方がしっかり伸ばせる事に気がつきました。そして、伸ばす方向も縦や横や斜めなど複数の方向に伸ばすと、クレーターの色んな部分に刺さって効果的だと思います。

今回鼻は、前回の深く刺さり過ぎた反省から、1.0mmでやりました。

あと、怖くて避けていたまぶたと目の下もやることにしました。目のクマが気になるんですよね。皮膚がタルんでいて、黒ずんでいるのが治ればいいなと思います。

ただ、皮膚を貫通して目に刺さって失明するのが怖いので、0.5mmでやりました。目をしっかり反対の手の指でカバーして、絶対に目には入らないように注意して行います。

施術直前に写真を撮ろうとお話しましたが、顔のどの部分を何mmで施術したのかメモしておくのがオススメです。それ以降の施術の時に参考になります。

施術してて困るのが、やめ時がわからないことです。とりあえず、顔全体が赤くなって、狙ったところからは血が出ているのを目安にしています。

ちなみに、クレーターやしわ対策だけでなく、単純に美肌やリフトアップのためにやる人もいるので、0.25〜1.0mmなどの短めにして顔全体にスライド式でやるのもアリだと思います。

ショードックで軽く血を拭き取り、ホホバオイル、ワセリンを塗り重ねて終了です。stemcell20は使い切ってしまったというのと、そこまで良さがわからなかったので今回は使いません。

今回施術の時間は1時間くらいになりました。(準備や麻酔が効くのを待つ時間を含めず、純粋にダーマペンを刺している時間)

クレーターを一つ一つ反対の手の指で伸ばしながらやるようにしたため前回より時間がかかるようになりました。

ちなみに、今回麻酔クリームを少なめにしましたが、十分効きました。この量なら1本で3〜4回の施術ができそうです。

施術から3日目

施術の翌日、翌々日にはなかった赤い腫れが右の額の上の方に発生しました。

もしかしたら、額の上部には2.0mmは長過ぎるのかもしれません。

額でも下の方の眉間のあたりなら、下に筋肉があるので骨は近くないのですが、生え際あたりは皮膚が薄く骨が近いように感じます。

このあたりは次回からもう少し短めにしてやろうと思います。

また、今回の施術では消毒が雑だったような気もしています。慣れてきてしまって、雑でも大丈夫だろう、という意識がありました。

とりあえずの対処としては、家にあった「ドルマイシン軟膏」という市販の抗生物質を塗っておきました。

施術から6日目

腫れはおさまらず、湿疹のように額全体とこめかみに広がってしまいました。

かゆみがあったので、これはまずいと思って皮膚科の病院に行くことにしました。

たい
たい

自分でダーマペンをして6日目にこうなってしまいました。

先生
先生

ダーマペンを自分でやる人は初めて会いました。

まだまだセルフダーマペンはメジャーではないんですね。

たい
たい

消毒が雑だったか、針が長すぎたのかもしれません。

先生
先生

エタノールでかぶれる人もいますからね。

結局あまりはっきりした原因は言ってくれませんでしたが、とりあえず薬を処方してもらうことになりました。

飲み薬2種類(アレルギーを抑えるものと抗生物質)、塗り薬(抗生物質とステロイドを混ぜたもの)を1週間分もらいました。

これが効いたのかどうかはわかりませんが、1週間ほどすると湿疹は治りました。

今回の施術では、額とこめかみは2mmで行いました。これが長過ぎるのかもしれません。頬は皮膚が厚く、皮下脂肪も厚いのに比べ、額は皮膚や皮下脂肪が非常に薄く、すぐに骨があります。こめかみも額ほどではないですが、皮膚が薄いです。頬と同じ長さで額とこめかみも施術するのに無理があるのかもしれません。

今回気づいたのは、頬のクレーターがなぜ深いかというと、皮膚自体が厚いから、クレーターも深くなりがち、ということかもしれません。額やこめかみのクレーターが頬ほど深くないのは、皮膚が薄いから、物理的に深いクレーターになれないのだろう、ということに今さら気づけました。

また次から消毒はもう少しきちんとやろうと思います。

顔の部位によって針の長さは変わる

顔の部位によって許容できる針の長さが全然違うということがわかってきました。今のところ私個人の目安としては以下です。

頬(目の下以外)2mmでも大丈夫
頬(目の下)0.5mm
小鼻1mm
鼻(小鼻以外)0.5mm
目の周り0.5mm
こめかみ1mm
0.5mm

欲張って顔全体のしわやたるみを治したいと思うと、全体的に針を長めにしてしまいます。あくまでクレーターをターゲットにした方が安全にできると思いました。

なので、一番クレーターが目立つ頬は長めの2mmにして、それ以外の顔全体0.5mmにしてやるとかで全然いいかもしれません。

しわやたるみの対策はフォトRFなど、他に色々な対策があります。しかし、クレーターはダーマペンくらいしか有力な対策はありません。なので、ターゲットはクレーターに絞ったほうがいいかもしれません。

ヒトプラセンタジェルを試してみた

キヨキヨさんや肌美さんがしきりにおすすめしているヒトプラセンタジェルを試してみました。成長因子というやつです。人間の胎盤が原料になっています。

ダーマペンはあえて皮膚に傷つけて自然治癒の力を使って、皮膚を再生させるという治療です。成長因子のおかげで自然治癒の力がさらに強まる、という原理です。

上記の個人輸入代行サイト経由で注文から7日目に到着しました。

こんな感じのテクスチャーです。香りが独特というか、昔の男性用の香水みたいな香りです。女性は少し抵抗を感じるかも。

湿疹が治ってから試しに顔に塗ってみました。確かにこれまで体験したことのないような感覚です。塗ってしばらく経って乾くと、皮膚にもう一枚薄い膜が張ったような感じで、プリプリした触り心地になります。前述したstemcell20ではこういう感覚にはなりませんでした。毎晩つけて、1本を2週間位で使い切りました。

ただ、買ってから色々調べていくうちに、ヒトプラセンタジェルやstemcell20ってちょっと怖くない?と思うようになりました。

人体から取得したものが原料になっているんですよ。もしその人が何か感染症にかかっていたらどうなるのでしょうか?HIVやC型肝炎など、一生付き合う必要がある病気にかかってしまう恐れはないのでしょうか?しかもダーマペン後の傷だらけの皮膚だと感染しやすいのではないでしょうか?

確かに、ヒトプラセンタジェルのパッケージには、HIVやC型肝炎は検査済み、といった記載があります。でも、それ自体を信用できますか?という話です。

ヒトプラセンタジェルは、インドのALBERT DAVID社というところが作っています。私が不勉強なだけかもしれませんが、そんな会社は聞いたことがありません。

少なくても日本で正規ルートで買える薬剤は厚生労働省から認可を受けていることになりますが、これは個人輸入なので正規ルートで買っているわけではありません。

もし、ヒトプラセンタジェルが日本やアメリカの超有名な製薬会社が作っていたり、厚生労働省やアメリカのFDAから認可を受けていたら、使うと思いますが。

では、stemcell20はどうでしょう。これは日本の製品のようです。

⇒celife公式サイト

ただ、会社サイトに移動すると、「株式会社ホロンシステム」という会社が作っているようです。

⇒株式会社ホロンシステム会社概要

この会社概要を見ると、「IT企業じゃん」と思いました。景気のいいIT企業が自社製品を作ってみた、という感じなのではないでしょうか。なので、製薬会社としてはまだまだ信じていいのかわかりません。

なので、成長因子に関してはもっと調べて、もし安全性が高そうなものをみつけたら本格的に使ってみようと思いました。

左頬のシミをレーザーでとった

ダウンタイムが終了してから、気になっていた左頬の大きめのシミをレーザーでとりました。正確にいうとシミではなく「脂漏性角化症」というものです。

その経緯を次の記事にまとめているのでご興味ある方はご覧下さい。

エストクリニック横浜で37歳男が脂漏性角化症をレーザー手術で除去した口コミエストクリニック横浜院で脂漏性角化症をエルビウムヤグレーザーで除去したので体験談をお送りします。ほくろやイボで悩んでいる方も、同じ手術と...

ダウンタイム終了後

3回目のダウンタイム終了後の写真は、湿疹や脂漏性角化症の治療の後にとりました。ちょっと写真の角度が今回失敗してしまったのでわかりにくいですね。次から気をつけます。

ダウンタイム終了後の左頬には、脂漏性角化症治療後の保護材が貼ってあります。

左頬
ダーマペン以前
施術3回目ダウンタイム後
右頬
ダーマペン以前
施術3回目ダウンタイム後

施術4回目:Dr.Pen購入!2.5mmに挑戦!

ダーマペンにある程度の効果があると思えてきたので、3.0mmまで対応しているDr.Pen ULTIMA A1を購入しました。以前は楽天などでも売っていたのですが、今はメジャーなサイトだとebayくらいでしか見つかりませんね。

ebayでDr.Pen ULTIMA A1を検索した結果

ebayで買ったところ、中国から16日後に届きました。

包みを開くと、製品の箱がボコボコなんですよね(笑)

プラスチックの箱が入っています。この辺はMyMよりもしっかりしてる感じがしますね。

中身はこちらです。針のカートリッジは12pinのものが2つ同梱されています。

本体をMyMと並べてみました。大体同じくらいの大きさですね。

長さは3.0mmまで対応可能です。

今回は湿疹、脂漏性角化症の除去、Dr.penの購入などが重なり、前回施術からだいぶあいて37日後の施術になります。

今回は消毒はエタノールではなく、マッキンα(マキロンみたいなやつ)を使ってみます。湿疹の原因がエタノールという可能性もあるので。マッキンαを脱脂綿につけて、顔全体を拭きます。

麻酔クリームを前回と同じように塗り、ラップでカバーします。20分位待ち、全てのラップを外し、マッキンαをつけた脱脂綿で麻酔クリームを拭き取ります。麻酔クリームを拭き残しが湿疹の原因という可能性もあるので。

実際の施術に入ります。今回は皮膚の薄い部分(額、鼻、目の周り、目の下)はやりませんでした。なので、頬とこめかみだけやりました。

頬は初の2.5mmでやります。こめかみは前回2mmで湿疹が出たので、1mmにしておきました。Dr.Penに同梱されていた12pinのカートリッジを使います。ちなみに、当然ですがMyMのカートリッジはDr.Penでは使えません。逆も同じです。

前回同様、念のためカートリッジを開封したら消毒液を注ぎ込んで針を消毒します。

Dr.Penスイッチオン。試しにボタンを押してスピードを変えてみます。あれ?なんか違和感。あっ、MyMって、スイッチオンした時、最も速いスピードなのですが、Dr.Penは最も遅いスピードからスタートするんですね。

微妙な違いですが、安全性を考えたら、スイッチ入れた段階なら遅いスピードの方が親切だと思いますね。MyMはなぜ最速から始まるんだろう。

さて、初のDr.penで少し怖いです。同じ長さでもMyMより長かったり強かったりするのでは?という恐れがあったからです。なので、まず頬は2mmで試しでやってみます。

MyMの時と変わらない感覚だったので、あっ、大丈夫だと思えて2.5mmでやりました。

こめかみは1mmに変えてやります。作業に必死になると、針の長さを変え忘れがちです。少しこめかみも2.5mmでやってしまいました。途中で気づいて1mmに変えました。長さの変え忘れには気をつけましょう。

針を刺す作業自体は30分ほどで終え、またマッキンαをつけた脱脂綿で施術した部分を拭き取ります。その後、もともと使っていた化粧水で水分を補給し、ホホバオイルを塗り、その上に薄めにワセリンを塗って、今回は終了です。

ダーマペンは歯列矯正に近いかもしれない

1度のダーマペンの施術での変化はごくわずかです。何度も施術し、少しずつ時間をかけて変化していきます。この感覚は歯列矯正をした時の感覚に近いです。歯列矯正も2〜5年などかけて徐々に正常な歯並びにしていきます。

変化を感じられなくて、途中でやめたくなるかもしれません。でも、最低でも10回はやってみようと思います。それで変化が全くないようなら諦めます。

ダウンタイム終了後

左頬
ダーマペン以前
施術4回目ダウンタイム後
右頬
ダーマペン以前
施術4回目ダウンタイム後

施術5回目:42pin購入したが刺さりが悪い!

42pinカートリッジをゲット

Dr.Penの42pinのカートリッジを買ってみました。10個で10.9ドル。

購入から10日後に中国から届きました。

プチプチの封筒に入っています。

ダーマローラー・リポペプチドをゲット

さらに、安全性に確信が持てるまで使用をやめたヒトプラセンタジェルやstemcell20などの成長因子の代わりに、ダーマローラー・リポペプチドというものを個人輸入で買いました。1本で4,116円。

これも肌美さんがおすすめしていたものです。成長因子ではないのですが、コラーゲン生成力を高め、細胞の動きを活発にする働きがあります。こちらは、人体から原料を作っていないし、施術時に塗る前提として作られているので、私としては安心できます。ダーマローラーの公式の製品というのも安心感があります。ダーマローラーもダーマペンも原理は同じなので、同じように使えるはずです。

購入から7日後に到着。

施術

さっそく施術していきます。前回から13日後になります。

まずはマッキンαをカットメンに浸して、顔全体を消毒。その後、麻酔クリーム塗布してサランラップでカバー。20分待って、ラップをはがします。

水を浸したカットメンで麻酔クリームを綺麗にふきとります。その後、リポペプチドを塗ります。

42pinのカートリッジを装着します。2.5mmに長さをセットし、まずは頬。

しばらく刺してみて。あれ、全然痛くない。麻酔が効いているのはわかるんだけど、それにしても刺さってる感じがしない。

メンズダーマ部に書かれていたように、やはり針が多くなり密度が高くなると、刺す時の抵抗も強くなるので、深く刺さらない、ということかもしれません。

ここで、Dr.Pen本体に付属していた12pinのカートリッジに交換して施術を再開します。やはり、こちらの方が刺さっている感じがしますね。抜く時に持っていかれる感じがするんです。

両頬は2.5mm。こめかみは1mm、小鼻は1mm、鼻の上のほうは0.25mm、額は0.1mm、目の周りは0.5mmでやりました。右目の下にある帯状疱疹跡のクレーターは1mmで施術しました。

また、今回注意した点は、頬に関して、全体的に刺していくのではなく、凹んでいるポイントを中心に刺していき、正常な肌にはあまり刺さないようにしました。もちろんシミも避けます。

結局、凹んでいる部分が持ち上がってくれば、肌は綺麗になるはずです。正常な肌まで深く傷つけて、シミができるリスクを増やすべきではないという考えからです。

全体的な毛穴の開きや、凹みがはっきりしない広めのローリング型のクレーターは、2.5mmなどの長めの長さで施術する必要はありません。なので、42pinに替えて0.5mmで全体的にスライドさせていきました。

施術は刺している時間だけで1時間15分かかりました。マッキンαで全体を消毒し、リポペプチド、ワセリンの順で塗って終了です。

反省点

凹みの位置がわからなくなる

施術していくと、血や肌の赤みで凹みの位置がわからなくなります。なので、正常時の写真も用意しておいて、凹みの位置を確認しながら施術した方が良さそうです。

麻酔効果が切れてくる

一つの部位を念入りに施術していると、他の部位の麻酔が切れてきてしまいます。かといって、最初に全体に麻酔クリームを塗り、施術する部位ごとにラップを剥がして施術すると、最後の方に施術する部位は麻酔クリームを1時間以上塗っているという危険な状態になりかねません。なので、部位ごとに麻酔クリーム塗布と施術を行なったほうがいいかもしれません。つまり、

  1. 部位A麻酔クリーム塗布
  2. 20分待つ
  3. 部位A麻酔クリーム拭き取り
  4. 部位A施術
  5. 部位B麻酔クリーム塗布
  6. 20分待つ
  7. 部位B麻酔クリーム拭き取り
  8. 部位B施術

といった流れです。合計の時間はかかってしまい、半日がかりの作業になってしまいそうですが、安全性は担保できます。

ダウンタイム終了後

左頬
ダーマペン以前
施術5回目ダウンタイム後
右頬
ダーマペン以前
施術5回目ダウンタイム後

施術6回目:1pinでピンポイントに刺したほうが効率良くない?

ちょっと体調を崩してしまい(逆流性食道炎)、前回の施術から23日後の施術になります。

1pinのカートリッジってあるの?

前回、凹んでいる部分だけに針を刺した方が、正常な肌を痛めてシミになるリスクが減るので効率的なのではないか、という考えが浮かびました。

針が1本のカートリッジってないのかな?

ネットで調べて見ると、ありますね!

ただ、当然Amazonや楽天など普通のショッピングサイトにはなく、ebayなどの海外のサイトでしかみつかりませんでした。

MyMのも探してみましたが、ないみたいですね。やはりDr.Penの方が優秀。最初からこちらを買っておけばよかったです。

1pinだけでなく、3、5、7pinのものがありますね。どういう風に使い分けるんだろう。

ネットで日本語でも英語でも調べたんですけど、誰一人この少ないpinのカートリッジを使ってる方の情報が見当たらないんですよね。もしかしたら世界初?

色々調べたり考えたりしたのですが、タトゥーとかスカリフィケーション(瘢痕文身)で使われているのかもしれませんね。完全に推測ですが。

スカリフィケーションは、この件で初めて知りました。皮膚に切れ込みや熱で傷を作り、体に模様を作るものです。

 

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これってダーマペンのクレーターへの効果を裏付けるような文化ですよね。この模様、大体膨らんでいます。つまり、傷つけることによって膨らむってことですよね。なので、へこんでしまった部位が膨らめば、平らになると考えられます。

1、3、5、7本のカートリッジがあるので、どれを買うのか迷います。目的からすれば、1本のでいいかもしれません。ただ、3、5、7本の写真を見ると、針が横にびっちり並んでいます。1本だと本当にピンポイントの点だけしか一度に施術できません。でもクレーターって、点ではなく、多少面積があるので、何本か並んでいる方が効率良いかもしれません。なので、全部買って試して見ることにしました。カートリッジ一つずつは大した値段ではないので。また、Dr.Pen本体に購入時に付属されていた12pinが切れていたので、ついでに一緒に注文しました。

ebayで購入後、21日後に到着。かなり時間がかかりましたね。コロナの影響でしょうか。

こんな感じで梱包されていました。

これが1pin。とんがってますね〜。12pinや42pinはシャチハタのハンコのように筒型でしたが、1pinはカートリッジの形が鉛筆のように尖っています。これは刺したいところにピンポイントで刺せそうです。

こちらが3pin。ぱっと見、1pinと見分けがつきません。3本の針がびっちりとくっつけて並べられているから1本の針のようにみえます。

これが5pin。ようやく1pinとの違いが明確な見た目です。5本の針が横にビッチリ並べられています。

これが7pin。7本並べると、ヘラのように平べったくなってますね。

施術

さっそく施術していきます。Dr.Penのカートリッジ、装着時にカチっとならないので、わかりにくいですが、多分固定されました。

麻酔クリームを塗ります。今回は前回の反省を活かして、部位ごとに施術していきます。

部位A左頬、左こめかみ
部位B右頬、右こめかみ
部位C鼻、額
    手順を細かく書くと次のような感じです。
  1. 部位A麻酔クリーム塗布
  2. 20分待つ
  3. 部位A麻酔クリーム拭き取り
  4. 部位A施術
  5. 部位A拭き取り、消毒
  6. 部位Aリポペプチド、ワセリン塗布
  7. 部位B麻酔クリーム塗布
  8. 20分待つ
  9. 部位B麻酔クリーム拭き取り
  10. 部位B施術
  11. 部位B拭き取り、消毒
  12. 部位Bリポペプチド、ワセリン塗布

部位Cも同じ流れです。

部位Aの麻酔クリームを拭き取ったので、リポペプチドを塗ります。ワンプッシュ分、部位Aに塗りましたが、ちょっと多いですね。白くなってしまいます。ハーフプッシュくらいでいいです。

まずは1mmで。全く痛みを感じません。でも血がでます。

いつもより、血がでますね。でも痛くないので2mmでやってみます。いやでも血が出まくるので1.5mmにします。

これ普通のカートリッジより刺さってる感じがしますね。やはり1本なので抵抗がないので深く刺さっているのかもしれません。効きそうです。

やっぱり2mmで、2.5mmでいいか。クレーターの深い部分は2.5mmでやりました。浅めのところは2mmでやりました。

目の下あたりは1.5mmでやります。

こめかみに移動します。1mmで。いや全然感じないので1.5mmでやります。

針のスピードはゆっくり目の下から3番目でやります。ゆっくりの方がしっかり刺さっている感じがします。

いつものカートリッジの時はもっとまんべんなく赤いのですが、ポイントポイントで赤くなってますね。

次に、せっかっくなので部位Aを全体的に施術します。短い針なら皮膚への負担も少ないと思うので、MyMの余っていた36pinに変えて、部位A全体(シミ以外)をまんべんなく0.5mmでやります。

全然感じないのでやっぱり1mmにします。こめかみも1mm。ただ、36本はちょっと抵抗が強くて刺さってる感じがしません。部位BはDr.penの12pinでやろうと思います。

部位A終了です。施術だけで1時間30分位かかりました。

順序としては、

  1. 1pin等の少ない針でピンポイントで特に深い部分だけ施術
  2. 12pin等の多い針で全体的に施術

の順が良いです。先に全体的にやってしまうと、赤みや血でどこが深い部分かわからなくなってしまうからです。

また、前回の書いたように、施術前の顔の写真を撮っておき、パソコンやタブレットなど大きめな画面に表示し、深い部分を確認しながら進めるのがおすすめです。

部位Bに麻酔を塗ります。効くのを待つ間に、部位Aを消毒してリポペプチド、ワセリンを塗ります。

このあたり、料理の手際がいい人が得意そうですね。何かを待つ間に他の作業をするみたいな。

部位Bも麻酔拭き取り、リポペプチド塗布が終わったので、1pinで開始。深い凹みには2.5mmで。

毎回思うのですが、後でやる部分の方が手際や作業のクオリティが良くなるんですよね。やっているうちに前回の反省点を思い出したりするので。もしかしたら、仕上がりに差が出てしまうかもしれないので、毎回左右どちらから始めるかを変えてやったほうがいかもしれません。

こめかみは2mmでやります。

ここで気が付いたのですが、凹んでいる部分だけに刺しているのですが、その周りの部分もぷっくり膨らんできます。そりゃそうか。打撲とかしても、打ったところだけでなく、その周りも含めて腫れ上がるのと同じかもしれませんね。

1pinは終了です。12pinにカートリッジを変えてまんべんなく施術します。1mmでやります。

カートリッジを途中で変える場合は、清潔なお皿等に置いたほうがいいですね。机に直で置くのは不潔な感じがします。

部位B終了です。次に部位Cです。針を刺す施術以外のプロセスは同じなので割愛します。

小鼻は1mmで。何も感じないので1.5mmに。

カートリッジ自体が鉛筆のように尖ってるので、開いた毛穴を一個一個ピンポイントで施術できるのがいいですね。

その分12pinなどよりも、目に入ると危険そうです。なのでこれまで以上に注意しましょう。

この時点でもう作業開始から4時間位経ってます。本当に疲れた。半日コースだと考えて、しっかりご飯食べた後、元気がある時にやったほうがいいです。

皮膚が薄い鼻の上は、0.5mmで。全然感じないので1mm、いや1.5mmにしましたl。1.5mmじゃないと血が出ない。

鼻の1pinは終了。12pinに変えて鼻を施術します。小鼻は1mm。

鼻の上の方は、0.25で。1pinだと1.5mmでもいけたけど、12pinだと0.25が限界ですね。これでも割と痛い。

鼻の先っぽは割と皮膚が厚いので0.5mm。

額に移ります。額はほとんどクレーターはないので、最初から1pinはやらずに、最初から12pin。皮膚がめちゃくちゃ薄い額は0.1mm。これでも痛い。血はでないけど。うっすらあるクレーターにだ1mm。

ここでふと思いつき、みけんのシワに1pinでやりたくなりました。1pinに変えて、1.5mmでやります。以前長めの針で額をやって湿疹が出たのですが、みけんは皮膚が厚いので多分大丈夫。

額の横シワもやることにしました。ここは皮膚が薄いので0.5。

上のほうの横シワは少し厚めなので0.75にします。

これで全パート終了です。5時間かかりました。

しっかり拭き取って、リポペプチド、ワセリン塗布後ですが、血が全然とれませんね。また、血の周りもぷっくり膨れ上がっているのがわかります。そして、いつもよりヒリヒリ感が強いです。大丈夫かな。ちょっと心配です。

左頬
右頬

3日後

膨らみはおさまりましたが、刺した部分の赤みはいつもよりもくっきり残りました。

左頬
右頬

こんな感じのポツポツした赤みが、2週間位は残りました。コロナのため家にずっといたので問題なかったですが、通常時だと気になるかもしれません。

さいごに

セルフダーマペンを何度か実施してみて、少しずつですが確実に改善していると実感しています。今後も回数を重ねていき、結果をこの記事を更新して発表していきます。