Apple Watch Series5を買ったので、近くとMacのロック解除を自動的にしてくれる設定をしました。
ところが、公式サイトの
Apple Watch で Mac のロックを自動解除する方法
で書いてある「Apple Watchを使ってアプリケーションとこのMacのロックを解除」が表示されないんですよね。
システム環境設定>セキュリティとプライバシー
どうやら2ファクタ認証の設定をしなければならないとのこと。2ファクタ認証とは、要はセキュリティの強化です。Apple IDでApple製品にサインインしようとする時に、既にサインインしている他の端末に表示されるコードを入力しないと、サインインできない、という仕組みです。最初にサインインする端末は指定した電話番号に送られてくるコードを入力します。なので、電話番号が1つ必要になってくるということです。
電話番号は教えたくなかったんですよね。でもWatchでMacをロック解除できるようになるという魅力に抗えず、設定することにしました。
システム環境設定>iCloud
から設定していきます。
電話番号を指定します。「SMS」の他に「音声通話」でも確認できるので、固定電話でも可能かもしれません。IP電話はもしかしたら難しいかもしれませんね。
指定した番号のSMSに送られてきたコードを入力します。
iPhone側でも2ファクタ認証を設定していきます。iPhoneで設定するとMacで次のように表示されます。
Macにコードが表示されるので
iPhoneで入力します。
Apple Watch側でもサインインします。するとiPhoneに次のように表示されます。
コードが表示されます。
Watch側のコード入力は、ペアリングしているiPhoneでできます。こんな感じでiPhoneに入力フォームが表示されます。そもそもペアリングしてるんだから認証済みだろ、と思うんですけどね。
Mac、iPhone、Watchと行ったり来たりしながらの作業で、ちょっとわけわからなくなりますが、流れに任せているとなんとなく終わります。
これで「Apple Watchを使ってアプリケーションとこのMacのロックを解除」が表示されました。ここまでやって表示されなければ、Mac再起動など試してみるといいかもしれません。これをチェックします。
Macのパスワードを求められてしまいます。これはかなり抵抗があります。確かに暗号化されているのでAppleの社員は覗くことができない、と書いてますが、そんなの保証はありません。
最初に公式ページに書いてほしいですよね。とはいえ、Watchで自動ロック解除の魅力には抗えず入力することに。
一度、Macをロックして席から離れます。Watchを装着して、席に座ります。すると、Watchがブルっとバイブレーションが走って、画面を見ると下のよう「Apple Watchでロック解除中...」と表示され、自動的にロック解除されます。
Apple Watchを買ってから気づいたのですが、iPhoneでMacのロックを解除できるNear Lockというアプリがあります。これも十分便利そうです。ていうか、これでよくない?(笑)
Apple Watch 5全体のレビューは次の記事に詳しく書きました。